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仮設小屋、満身創痍 [スパイス]

満身創痍なんである。

黄砂が飛び始めた頃から鼻水が止まらなくなり、鼻セレブを使ってもセレブでない鼻になってしまう。
まるでパッチ・アダムスである。
鼻を使う仕事ゆえ、マスクをするわけにもいかず、「セラピストっぽい鼻でしょ」と訳の判らぬ自虐ネタにするしかない。

口唇ヘルペスも出た。
疲れとストレスが溜まると出てくる嫌な奴である。

昨夜陣発で入院した患者さんが付き添い希望の方だったので、飛び起きて歯ブラシを咥えた途端、またやっちまった!と思う。
歯ブラシに塗ったのは、ペーストの隣のレモングラス入りのハンドクリーム。
朝からタイか。

午前中はLDRとトリートメント室のクライアントさんを掛け持ちで。
LDRは初産の方だったので時間はかかったが、一生懸命痛みに耐えている姿を見ると、思わず私も分娩台に飛び乗ってマッサージしてしまう。
横にいる助産師の目が点になっていたかも。
がんばれ、がんばれ!
お昼過ぎに元気な男の子が誕生。

午後は給与と支払いの振込みの入力。
看護師の面接。
セラピスト2人の退職、復職の相談。

夕方になって増設の業者と團設計と打ち合わせ。
仮設小屋の2階から降りてきたら、一番下の段だけ高さが違っているのに気付かず、真横に落下。
またどっか折れたかと思ったが、恥ずかしいので回りに誰もいないのを確認、診察室の夫のところへ。

右肘と右膝に大きな傷と打ち身。
夫に見せると
「なにやってんだ」と言われ、同情も手当ても無し。
さっきのお産に付き添っていた優しいイケメンのだんなさまがうらやましい。

傷が痛くてお風呂にはアクロバティックな格好で。
一緒に入ってきたクロが物珍しそうに足の指を舐める。
やめてって。

お風呂上りにシナモン(Cinnamon:Cinnamomum zeylanicum)とラヴェンダーをブレンドして温湿布を作る。
どちらも外科的な痛みにはばっちりだ。
特にシナモンは打ち身に、ラヴェンダーは切り傷に。
肘と膝にその湿布を貼って、ほっと一息。 

さすがに毎日やることにしたフラの練習は休み。
活字中毒ゆえ、何かを読まずには寝られない。
新潮選書「渋滞学」西成活裕を4分の1ほど読む。
こういう、だからどーした、という感じの本が割と好きである。

ようやく1日が終る。
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