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青山、ベルガプテン・フリー [シトラス]

「んまいねっ!」と言いつつ後楽園で次男とラーメン・餃子を食べ、別れた後小雨振る青山へ向かう。
「トリートメントされたい日」から数日経っての日曜、ようやく「される日」が訪れたのだ。

ストレスのせいも年齢のせいも思い当たる節はいくつもあって、この頃、時折くらりと視線が揺れることがある。
自律神経失調なんだろうなあ。
更年期障害なんだろうなあ。

妊婦さんばかりを施術していると、妊娠中には絶対禁忌のホルモン作用系のオイルからは自然と遠離ってしまう。
今日はそんなオイルたちと再会させてもらおうと心に決めていく。

サイプレス(Cypress:Cupressus sempervirens)は、最近使いたくて仕方が無かったオイルだ。
それにマージョラム、ジンジャー、グレープフルーツをブレンドしてもらう。
目を閉じて横たわっていると、そのブレンドオイルをセラピストが持って入ってきただけで、すいっと心の奥に射しとおってくるような強い香りが心地よい。

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終了後、フレグラント・アース社のベルガモット(Bergamot:Citrus bergamia)とレモン(Lemon:Citrus limonum)を買う。
通常、圧搾法で採取されているシトラス類だが、この会社のものは水蒸気蒸留法で、日光に当たるとシミを作るクマリン類、ベルガプテンがほとんど含有されていない。
いわゆるベルガプテン・フリーというものだ。

妊婦さんの中には気分の落ち込みが大きい方が結構いらっしゃり、ベルガモットならばっちりだろうなあと思うのだが、燦々と日光が降り注ぐ日中にはまず使えない。
また、体型がどんどん変わることに気持ちが付いていけず、うつうつと毎日を過ごしている妊婦さんも多く、レモンですっきりしゃっきりさせてあげたくても、やっぱりベルガプテンのせいでダメだ。

このベルガプテン・フリーの2本が加われば、妊婦さんの施術にぐんと広がりが出るのは間違いが無い。

ついでになかなか手に入らないヘリクリサム=イモーテル(Immortelle:Helichrysum angustifolia)を自分のオイルケース用に。
ちょっとアドバンスなブレンドができる。

新発売、と聞いて、ケルンの水の香りを再現したというアロマキャンドル”O”も買ってしまう。
だってオレンジ、ベルガモット、プチグレン、レモン、ネロリ、ローズマリー、オレンジブロッサム、ライム、ベンゾインのブレンドですよ。
シトラス勢揃い!
もう拍手!のみ。
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バスルームの窓辺において湯につかれば、そこは明るい幸福感に満ちたパラダイスだ。



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