自宅、さよなら、ハリー [ウッド]
ディフューザー、無惨。
風邪、インフルエンザから身を守るために、毎朝毎夕ティートゥリー(Tea tree:Melaleuca alternifolia)やらユーカリ・スミシ(Eucalyptus smithii:E.smithii)やらをばんばん焚き込めていたら、ついに力尽きたのだ。
スイッチを入れても僅かにオレンジの弱々しい明かりが灯るだけで、ガラスの細い口から芳香が立ち上ることは無い。
ちょいと鼻につんとくる、消毒感のある匂いが家の中に無くなると、何だか途端に心細くなる。
折しも町田のサナトリウムでインフルエンザの集団感染が伝えられ、大急ぎで同じディフューザーをネットで購入する。
日曜、ランチを食べる約束をしていた友人が風邪を引き、時間が空く。
軽井沢で上巻だけ読み終えていたハリー・ポッターの最終作の読破にとりかかる。
ハリーとハーマイオニーのキャンプにロンが帰って来たところからスタート。
もう止まらない。
最後はどうなるの?どうなるの?
昼前から読み始めた分厚い下巻は、夜がとっぷり暮れた頃にクライマックス。
日本の童話と違ってハッピーエンドになるとは限らないイギリスのファンタジーだから、もしかして・・。
きっかけは、次男の中学の夏休みの宿題だった。
文科省の実験校でもある次男の学校は、教科書を使わずご自分で作成されたプリントや教材を使われる先生も多かった。
その夏に全世界で注目され始めた「ハリー・ポッターと賢者の石」の原語本を教材に使われていた英語の先生から、『原語本を読んで』感想文を書く、という宿題が出た。
まあ、顛末はご想像の通り、次男は8月の末日に本屋へ走り、日本語に訳された装丁本を買って読み、2日ほど遅れて感想文を提出した。
次男が用を終えて放り出したその本を手にしたのが私とハリーの出会いだった。
そしてめくるめくファンタジーの大渦巻きの中にたちまち私は飲み込まれていった。
数年前、コッツウォルズを訪ねる途中で立ち寄ったLacock Abbeyが、映画のホグワーツ城のロケ地だったのは偶然だったが楽しい思いをした。
隔年ごとに新作や映画が発表され、追い続けて10年近くが経った計算になる。
何だかきっかけがきっかけだったので、一作ごとに大人になっていくハリーが、次男の成長と二重写しになる。
そしてその日。
ハリーは宿敵ヴォルデモードを倒して、真の英雄になる。
そして、そして・・・なんとお父さんになってしまう。
書き過ぎだってば。
その手前で止めておいてほしかった・・・・。
さよなら、ハリー。
風邪、インフルエンザから身を守るために、毎朝毎夕ティートゥリー(Tea tree:Melaleuca alternifolia)やらユーカリ・スミシ(Eucalyptus smithii:E.smithii)やらをばんばん焚き込めていたら、ついに力尽きたのだ。
スイッチを入れても僅かにオレンジの弱々しい明かりが灯るだけで、ガラスの細い口から芳香が立ち上ることは無い。
ちょいと鼻につんとくる、消毒感のある匂いが家の中に無くなると、何だか途端に心細くなる。
折しも町田のサナトリウムでインフルエンザの集団感染が伝えられ、大急ぎで同じディフューザーをネットで購入する。
日曜、ランチを食べる約束をしていた友人が風邪を引き、時間が空く。
軽井沢で上巻だけ読み終えていたハリー・ポッターの最終作の読破にとりかかる。
ハリーとハーマイオニーのキャンプにロンが帰って来たところからスタート。
もう止まらない。
最後はどうなるの?どうなるの?
昼前から読み始めた分厚い下巻は、夜がとっぷり暮れた頃にクライマックス。
日本の童話と違ってハッピーエンドになるとは限らないイギリスのファンタジーだから、もしかして・・。
きっかけは、次男の中学の夏休みの宿題だった。
文科省の実験校でもある次男の学校は、教科書を使わずご自分で作成されたプリントや教材を使われる先生も多かった。
その夏に全世界で注目され始めた「ハリー・ポッターと賢者の石」の原語本を教材に使われていた英語の先生から、『原語本を読んで』感想文を書く、という宿題が出た。
まあ、顛末はご想像の通り、次男は8月の末日に本屋へ走り、日本語に訳された装丁本を買って読み、2日ほど遅れて感想文を提出した。
次男が用を終えて放り出したその本を手にしたのが私とハリーの出会いだった。
そしてめくるめくファンタジーの大渦巻きの中にたちまち私は飲み込まれていった。
数年前、コッツウォルズを訪ねる途中で立ち寄ったLacock Abbeyが、映画のホグワーツ城のロケ地だったのは偶然だったが楽しい思いをした。
隔年ごとに新作や映画が発表され、追い続けて10年近くが経った計算になる。
何だかきっかけがきっかけだったので、一作ごとに大人になっていくハリーが、次男の成長と二重写しになる。
そしてその日。
ハリーは宿敵ヴォルデモードを倒して、真の英雄になる。
そして、そして・・・なんとお父さんになってしまう。
書き過ぎだってば。
その手前で止めておいてほしかった・・・・。
さよなら、ハリー。
2009-01-19 23:06
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お久しぶりです!
うちのディフューザーもまったく同じ状態で力尽きていました。トホホ・・・
manaさんのゴットハンドが恋しい今日この頃。
早くトリートメントに行きたいと切に願う日和ママなのでした。
近いうちご連絡させていただきます。
by 日和ママ (2009-01-20 00:05)
manaさん!
私、現在「不死鳥の騎士団・上」です。
最近、ダンブルドア先生が冷たいんです。
ハリー、最終的にお父さんになるんですか!
いや、知らなかった事にしておこう。。。
バタービールが飲みたくて仕方ありません。
今、一番欲しいものはファイアボルトです。
ペットショップにフクロウを探しに行きそうです。
ハルコがシリウス・ブラックに見えてきました。
ホグワーツ病です。
by 朋子 (2009-01-20 12:37)
朋子さん。
うわ〜、ごめんなさい!!!
書いちゃってから「最後まで読んでいない人がいたらどうしよう?」と後悔、心配していたんですが、当たっちゃいましたねぇ。
でも誰と結婚するかは言わないでおきますね(何の謝罪にもなりませんが)。
Me too!です。
バタービールってうまうまな名前ですよね。飲みたい!
私はハーマイオニーが大好きで、ペットショップにクルックシャンクスを探しに行きそうです。
ダンブルドア、そのお方こそが鍵でございますよ。
続きをお楽しみくださいね〜。
日和ママさん。
お久しぶりです。
やはり壊れましたか。
日和ママさんがネットで買えた、とおっしゃっていたのを思い出して、即、飛びつきました。
一昨日いらしたクライアントさんもあのディフューザーをお持ちで、「壊れるんですか?!」と驚かれていました。
ゴッドハンドなんて畏れ多い。
是非是非いらしてくださいね。
お待ちしています!
by mana (2009-01-21 08:16)
ホントホント
私たちにとってはまさにゴッドハンドです!!
先日は帰宅後も時々体からほわーんとジャスミンが
香ってとても良い気持ちでいられました。
手のお手入れ、今までの倍の回数塗るようにしたら
なんの問題もなくなりました。
カサカサの手じゃなくなって嬉しいです。
ハリーポッター!
賢者の石を映画館に見に行ったきり。。。
私も読んでみようかな。
そんな余裕も持ててきました。
by KURE (2009-01-21 13:13)
うわー、KURE様。
そんな大サービス(笑)!
でもうれしいです、お役に立てることが。
手のお手入れでもう一つお勧めがありました!
私はタイ・ハーバルのを使っているんですが、お風呂上がりなどで手が柔らかい時にハンド用スクラブ剤を擦り込んで角質を落とします。
その後、いつものクリームのような油分を与えてあげると、より柔らかくなりますよ。
やりすぎると因幡の白ウサギになっちゃうので、1ヶ月に一度ぐらいでしょうか。
お試しください。
by mana (2009-01-21 18:35)