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成城、LSAへ [ブレンド・プロダクツ]

「おまえ、誰だよー」

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まあまあ、そう熱くなるなって。

ずっと機会を逃していたLSA(London School of Aromatherapy Japan)のセミナーに、ようやく出席を果たす。

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赤坂から成城に移った母校は、まさに終わろうとする紅葉の赤に染まっている。

大家さんの愛犬が、ガラス越しにアツい。
生徒一人一人に吠えてたら、疲れるぜ。

禁忌の多い妊婦さんのトリートメントに徹すると、日常で使うオイルの幅はだんだん狭くなってしまう。
世界に何百種類のオイルがあるのか知らないが、木を見て森を見られなくなってはいけないんである。

本日は、マニュアルにはなかなか登場しないが有用なオイルたちについての、待ってました[exclamation]感たっぷりのバーグ校長のセミナーである。

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ベイローレル(Bay Laurel:Launus nobilis)、ケープカモミール(Cape Chamomile:Eriocephalus punctulatus)ブラックスプルース(Black Spruse:Picea mariana)など、自分が救われた経験を持つオイルを始め、ホーリーバジル(Holy Basil:Ocimum sanctum)やカルダモン(Cardamom:Elettaria cardamomum)なんかは、私のコレクションには無いオイルだ。

香りもさることながら効用に視点をおいたセレクトで、含有成分の分量から効用を導き出す講義手法は判り易く、興味深い。

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この3つを嗅ぎ分けられたらスゴいと思うんだけど、香りの甘さではリツェアキュベバレモンヴァーベナメリッサだろうか?

それぞれ、クスノキ科、クマツヅラ科、シソ科と全く違う植物で効用もちょっとずつ違うこのオイルたちは、同様にレモンキャンディのような芳香を放つ。
逆から言えば、同じようにこの香りを欲している人たちの症状や個性で、その微妙な違いを考慮してジャストフィットする1つを選べるようになりたいし、そんな’紙一枚感’が味わえる面白い3本だ。

2008年、LSAで行ったというヴァイテックス(Vitex:Vitex agnus-castus)のリサーチ・プロジェクトをもとに、バーグ校長が専門誌のために書いた記事の紹介も興味深い。
女性ホルモン様作用を示すのは脳下垂体に影響を与えるためで、他の同効果のオイルのようにホルモンに直接作用しないので、長期使用が可能だという。
なんか仕事柄ハマっていきそうな。

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最後に、数種類のバーグ校長によるストレス・レデューサー・ブレンド(ストレス軽減ブレンド)の中から好きなものを選んで、自分用の1本を作るというサプライズ付き。
あー、めちゃくちゃうれしい。

「アメリカから買って来たの。金色のキャップって珍しいでしょ」とおっしゃるボトルに私が詰めたのは、ホーリーバジル、ライム、カルダモンと感謝の気持ち。

また、ちょっと新しい道が開けた感じ。

「あなたがいたからこそ、一歩前へ踏み出せました」
You are the one who ( )( )( )( ).

ありがとうございました!

There is (nothing)(I)(can)(do).
「仕方が無い」


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