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千鳥ヶ淵、冬に香るオイルたち [ウッド]

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「うわお、mana、これ何の匂いなの?」と玄関を入ってくるなり、フィリップが声を上げる。

新潟ではお孫ちゃんがおたふくにかかり、水戸の両親はノロにやられたと連絡が入り、新型インフルで戦々恐々としていた去年に比べて楽勝じゃんと思っていた今年も、じわじわVirusと対決体勢に突入しつつある。

千鳥が淵も我が家もディフューザーがフル回転でラディアタやティトゥリーを拡散しまくり、部屋中の殺菌消毒に全力投球である。

グロブルス(Eucalyptus globulus)よりカンファー臭の強いラディアタ(E.radiata)やマイルドなスミシ(E.smithi)をよく使うが、フィリップは「小さい頃、母親に塗ってもらったヴェポラップの匂いだ!」と懐かしがっている。
同じ年頃の愚息たちは部屋に何の匂いが充満していようとワンフレーズもコメントを発しないので、やはりアロマテラピーが生活に深く根ざした国に育つと、アンテナの向く先が違うものだなあと思う。
(次男は、「一応仕事だから、ヤツは気を遣ってんじゃないの?」とイジワルを言うけれど)

夜が長いと、アロマキャンドルも出番が多くなるものである。
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バーグ校長のハンドメイド、ラヴェンダー&アンバーのキャンドルが、密度の濃い香りを満たしているパウダールームで毎夜フラの練習をするのも、新年から憂鬱な仕事満載の日常に豊かな時間を提供してくれる。

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「オカン、ワシ、この匂いにも慣れて来たで」

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「糖尿のワシとしては、もちょっと活気づく匂いが欲しいねんけどな」

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「なーに言っちゃってんのよ。止めなさいったら、このデフューザー!この匂い嗅ぐと、イーって自然に歯をむきだしちゃうんだってば!」

現在、読破中。
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「イヌは匂いの夢を見るーなぞに包まれたイヌの嗅覚を科学するー」(外崎肇一著/フレグランスジャーナル社)



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