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ふじみ野、アンダー・コンストラクション [クリニック・シンドローム]

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今、ようやくこの平和な光景の意味が分かる。

9.11。

日本のTVは朝から震災後1.5年の特集で埋め尽くされ、それらをひととおり眺めてエイヤっと立ち上がり、取りかかった身支度の間パウダールームで聞き流すAFN(American Force Network)は9.11追悼インタビューオンリーである。

それぞれに負った傷跡を無にすまいという覚悟がそれぞれの国土を覆う日は、思いを焼け尽くそうとするかのような厳しい残暑である。

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クリニックが、やや大掛かりなリノベーションに乗り出してはや3ヶ月。
クリニックの白壁はバイオ塗料とやらで再塗装され、エーゲ海に浮かぶミコノスの家々のように、陽光を反射する眩しさに生まれ変わる。

拝啓、團先生。白い建物って、白さを維持する意地(とお金)が必要なんですね。
(遠い目)

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出発点のウッドデッキ(腐りかけていた)も、着々と到着地点に向かって進行中。
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ちょっと職人技っぽい光景。
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反射熱で50℃以上はあろうかと思えるフライパンの上のような作業場である。
本当にご苦労様です。

入院、通院されている皆様には何かとご不便をおかけしているが、このリノベーションは震災前に企画して、その後の余震と節電規制で昨年は断念したものである。

新しい目標に向かって粛々と建築や作業を重ねていけるというのも、平穏であることのひとつの象徴であるように思う。

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新しいコンセプトのもと、リスタートを切るのはもうすぐ。

よろしくお願いします。



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