ふじみ野、クリスマスツリー [クリニック・シンドローム]
連休の渋滞に巻き込まれながら、山荘にたどり着くと、一面錦絵の世界である。
例年はクリニックの開院記念行事で忙殺され、この一番いい時期は見逃してばかりだった。
今年は少し冷静に状況を見つめたくて、行事を行わず夫と二人、夏の喧噪を洗い落とした軽井沢にやって来たのである。
金曜日は連休前で診療・トリートメントが炎上状態。
加えて午後遅くから「若い衆たち」とのクリニック内のクリスマスの飾り付けが始まった。
3mのクリスマスツリーは、ほとんど大工仕事である。
外構部のツリーのイルミネーション付けは、寒風吹きすさぶ中でのほとんど渓谷の電線工事状態である。
今年は寂しげな印象の白いオーナメントを除いて、私が青山のフランフランで大量に買い込んだ「赤いオーナメント」をプラスした。
それを2階のソファラウンジに配置。
内外ダブルツリーが楽しめるという趣向だ。
去年は、震災後の節電要求と自粛ムードがまだ世間には沈鬱に存在しており、「若い衆たち」とツリーのイルミネーションを実施するかどうか直前まで頭を悩ませたものだ。
でも、闇に灯をともす習わしは、こういう時こそ必要でしょうと、ご近所からのクレームがあったら全部私が引き受けるつもりで点灯に踏み切った。
クレームは一件も無かった。
今年、またクリスマスの準備ができることを幸せに思う。
2012-11-04 10:41
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