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ふじみ野、ホームページ完成 [クリニック・シンドローム]

構想から3ヶ月。
ようやくリニューアルされたクリニックのHPが公開された。

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クリニックのリノベーションが始まった7月に、既にHPを刷新するという発案はあったのに、母の突然の他界。
プライベートなものを仕事に持ち込むつもりは全く無かったが、どちらも私が当事者で動かなければならなかったので、時間がなにしろ不足だった。

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母の遺骨を山荘に持ち込み、長い付き合いのウェブデザイナーさんと最初のコンタクトをとったのが、8月の軽井沢である。

HP作りは、夫が14年前開業したクリニックのアイデンティティを絞り込むことから始まった。

毎晩のフレンチディナーや大量のプレゼントが供されるメガ・ホスピタルに無くて、18床の小さな産科クリニックにあるもの。

それは、医師やスタッフがすぐ傍に居る近さ(緊急時対応のスピードと親近感)、アットホームな居心地の良さ、画一的でないきめ細やかなサービスだ。

それをワンフレーズで英語で言い表すために、英会話を習っているJohnnyまで引っ張り出し、練りに練って「Always with You」(意外にフツー)が固定される。

デザインは女史に、リアリティーを出すために現場の写真や文章は私が、と分担して、オンボロ一眼レフを持ち歩いて私が撮り貯めたクリニック風景は500枚を超え、その中でもこれぞ、というものをデザイナー女史に送り続けた。

そのレンズを通して見たのは、前述もしたが、普段見逃していたスタッフ達の真摯な働き。

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丁寧で温かいドクターの手。

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診察の進行のさりげない補助。

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産後のひとときを癒す会話。

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新生児を注意深く見守る視線。

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フレンチシェフはいないけれど、食器一つからひとつひとつ吟味と工夫を重ねた食事。

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決して表に出ることの無い庶務。

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勤勉で信頼厚い助産師達。

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最後まで写真撮影に抵抗したこの方には、なぜか(女房にはわからん)「今度こそ院長に!」とラブコールしきり。

最後の仕上げ時には、孫の誕生と入院、直属スタッフの病気や移動と、イレギュラーな出来事も重なり、ほぼ毎晩他の仕事を終えた真夜中に、デザイナー女史とHPをいじり倒した。

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夜の静寂に包まれた待合室に、

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朝の訪れと共に患者様が来院して、クリニックが動き出す。

この生き生きとした雰囲気やみなぎる意欲を、今度のHPで何とか表現したかった。
そのため、写真はできるだけ人物が映り込んでいるものを使用した。

ファシリティー作りやとHP、FBでしか私の出番は限られているのだけれど、やってみて改めて見直すと、(本当に手前味噌でごめんなさい!!)なかなかいいぞ、ウチ!、と思ったりするのである。

「これは削って」「あれを入れて」という午前1時の矢継ぎ早のリクエストに、根気よく付き合い、一貫して丁寧な制作に徹してくれたデザイナー女史に心から感謝。

そんなウチのHP、どうぞご覧ください。
http://nishijima-clinic.or.jp/index.html



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