ふじみ野、手作り石けん教室 [クリニック・シンドローム]
ひょっとして何かヤバいもの作ってるふうなのである。
理科実験のようでもあり、
クッキングスクールのようでもあるが、タイトルでバレバレのとおり、CCC(Clinic Culture Club)吉田翔子さんの手作り石けん教室 in にしじまクリニックである。
作ってるのはオリーブオイル72%(これが純粋な石けんである目安のパーセンテージだそうである)のマルセイユ石けんである。
オイルを固める強アルカリの苛性ソーダが目や肌に飛び散ると大変なことになるので、この出で立ちである。
翔子さんはクリニックで二人のお嬢様を出産され、プロのミュージシャンというスキルを、子ども向けの音楽教室を開いたり(Music Together Rekareka in Nishijima Clinic、春のコレクション4月開講。こちらもよろしく)、地域で小さなコンサートを催したり、子育て期間の中に上手に生かしているところが見事だと思う。
石けん作りは、そんな彼女の、お子さん達を純粋なもので洗ってあげたいという母性の原点のような思いから始まったものだ。
今では市販のハンドウォッシュやボディソープやシャンプー剤を全く使わない生活になったというのだから、すごいんである。
彼女のうちの冷蔵庫には、食物以外に、寝かせている石けんがぎっしり入っているそうなんである。
(石けんて、チーズみたいに寝かせて熟成させるものだと初めて知った)
石けん作りの合間合間に語られる、そんなご自分の生活のエピソードがまた楽しい。
何より素晴らしいのは、やさしそうなご主人まで(実は彼女以上に熱心な石けん作りのアルチザンらしい・・・)サポートにいらしてくださり、おおらかな翔子さんの手順を慎重に制する場面もあったりし、私はよりにもよって、夫婦の睦まじさを撮った昔の合成洗剤のCMを思い出したりしてしまったのであった。
何事にも前向きで一生懸命な翔子さんの姿勢が、石けん作りに至った動機と共に、これからママになる妊婦さん達に確かに伝わったのを確信した、ほのぼのワークショップ。
牛乳パックに型入れした石けん液の重みと、半日消えない痛恨の頬ゴーグル痕を持ち帰る。
2013-02-28 20:04
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コメント(2)
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manaさん、私をどこまでもちあげるのですか(笑
主人までも・・・
先日は本当にありがとうございました!
趣味から始まったせっけん作りがここまで自分の中に根付くとは。熱しやすく冷めやすい私たち夫婦の大きな柱となりつつあります。(作らなきゃ使うものがなくなるので作るしかない・・・)
関西からまったく知らない地に嫁にきて6年。クリニックの扉をたたいてはや5年。いろんな方々とお知り合いになれて、あたたかくサポートいただいている日々です。感謝。
また、せっけんワークショップ、できたらいいなぁ~♪
by しょーこ (2013-03-01 00:17)
しょーこさん、どこまでも持ち上げますよ。
お若いのに謙虚でブレないしょーこさんの姿勢は立派だなあといつも思います。
また石けん教室やりましょうね!
アロマセラピストとしてはやっぱり匂いをつけたいですけど、保留剤になるようなものを入れてもだめでしょうか?
by mana (2013-03-01 13:36)