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ふじみ野、夏の夜のライブ [クリニック・シンドローム]

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あたりまえなんだけど、やっぱりプロってすごい。

飯田翔子さんはにしじまクリニックで二人のお嬢様を出産された「NC卒業生」の中のお一人だ。
妊娠中、私のトリートメントにも足繁く通って頂き、彼女が音楽の活動をしていることも知っていた。

彼女の、若いのに地道で真っ当な思考は妊娠通院中からキラリと輝いていたが、それが、妊娠、出産、育児中でも身の丈にあった活動を積極的に続けている姿勢から来るものであることを、私は徐々に知ることとなり、今回彼女のピアノ弾き語りライブを、クリニックの屋上デッキで企画した。

彼女の音楽はもちろんだが、NC在校生(?)や同じ年頃のママ達に、彼女の姿勢を知ってもらえたらなあという思いが強かった。

彼女の弟さんでギターでバンド活動をしている啓介さんも、サポートで出演してくださることになった。
愚息と同じ年だとおっしゃるが、ウェンツ似のイケメンである。

彼女のご厚意で、ピアノを習い始めたばかりの夫も1曲出演させていただけることになり、まあ、ただひたすら練習すればいいものを、何だかやたらにいろんなカンペを作ったり裏準備ばかり周到にして、コトを大ごとにする彼。

そして、炎天下でリハーサルを始めた飯田姉弟の中に、診療の合間に白衣で乱入して無理矢理自分のリハを行う(・・・・・。)


本番2時間前にして、この完成度って・・・もう翔子さんに申し訳なくて、私は穴があったら入りたいくらいである。

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日が暮れ始め、お客様が集まり始める。

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屋外ライブということで、急遽我がセラピストチームがラヴェンダーの虫除けスプレーを作り、受付で皆さんに吹きかける。
これがまた「わあー、いいにおい!」と好評だ。

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空にまたほんの少し夕暮れの名残が見える頃、東の空に月が昇り、ライブがスタート。

ああ。
思い描いた通りのシチュエーションだ、と、私はすごく興奮する。

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ご自分のオリジナル曲やカバー曲を、しっかり者のお姉ちゃんが繊細な弟を引っ張る形で演奏していく。
間に挟まれるMCが関西弁(姉弟は奈良県出身)なので、ノリに拍車がかかって笑いを誘う。

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ドリンク片手にお客様もとてもリラックスしたムード。

シャンパンが配られた休憩を挟んで、問題の院長の「真夏の果実」。
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翔子さんと啓介さんにサポートしてもらってようやく歌い切る。
もう私はその場に崩れ落ちそうである。

ゲリラ豪雨も無く、心配された暑さもさすがに夜ともなればお盆を過ぎて身を潜め、心地よい風がデッキの上に始終吹き渡る。

竣工後8年。

NC卒業生の皆さんや、入院中の患者様、クリニックご近所のおばあちゃまたち、スタッフ、クリニック出入りの業者さんたちがみんな一緒に音楽を楽しむ。
建築家團紀彦氏がこのデッキを作った意図を、初めて形に出来たように思う。

企画実行委員長としては感無量である。
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クライマックスは、彼女の代表作「カスミソウ」。

マジ、じんと来る。

閉演後、ラウンジで打ち上げ。
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翔子さん、啓介さん。
すばらしい音楽をありがとう!

裏方に回って汗だくで準備をしてくれたクリニック医事課スタッフ、出入りの業者の皆さんにも、心から感謝。

今夜はクリニックの真夏の果実が実を結んだ日。


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ババス2

manaさん
素敵な世界が広がってますね〜。
いいね、とっても。
今度仲間に入れてもらおっと。。。

by ババス2 (2013-08-18 15:49) 

mana

ババス2さん。

ダンナが音楽の端っこにやっと足を踏み入れてくれたおかげで、我が家の音楽度数も急に上がってきました。
ババス2夫妻の影響も大です。
by mana (2013-08-18 19:30) 

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