軽井沢、また雨だよ [フレグランス・ストーリー]
老眼鏡を忘れてしまった。
しかし、老眼鏡って身もフタもない言葉だなあ。
日本語はデリカシーに溢れた言語だと思っていたが、この場合、英語のReading glassesが勝ち。
週末また雨の軽井沢。
悪天候の高原特有の、肌に冷たさがまとわりつくような濃い霧がたちこめる。
金曜夜、仕事の後、夕ご飯とお風呂を済ませて、あとは寝るだけという状態で、濃霧の碓氷峠を越えて夜中の12時に山荘に着いてみれば、なんと車のトランクが開かないまさかのアクシデント。
着替えも犬たちのご飯も洗面道具も取り出せない、ロストバゲージ的な一夜を過ごし、国内移動であっても最低限必要なグッズは手持ちのバッグに入れるべきと再確認する。
かの3.11以来、傘、スニーカーから懐中電灯まで大きなリュックに入れて通勤に毎日持ち歩いている友人がいるが、最後に笑うのは彼女だろう。
雨の山荘は、いっそ外との関係を断ち切れてお篭もり感を満喫できて嫌いじゃないが、台風がらみのこの豪雨にはいささか辟易する。
・・・ていうか、最近の日本の天候、猛暑か極寒か、豪雨か日照りか、どっちかしか選べないの、我々?
老眼鏡が無いので、英文の読み込みとか読書などはせっかく楽しみにしてきたのに全く歯が立たず、仕方無く、部屋の模様替えという一番大雑把な作業など始めてみる。
雨を見ながら、ティータイム。
ケアリー・レイシェル聞きながら犬たちはひたすら惰眠を貪る。
陽気な夏はどこへ行った?
ジバンシィの新しいスリップオンも今日は出番が無い。
明日が誕生日の孫娘へ、知人のネットショップ・プレオープンセールで、デンマークの着せ替えウサギを買う。
雨の中、夜はその軽井沢の別荘滞在中の知人と、和風ビストロへワインを注入しにいく。
空きっ腹に流し込んだせいか、埼玉より気圧が低いせいか、本日のグラスワイン3種を制覇したあたりで、結構回ってるなと思う。
台風情報流し続けるTVと雨音を子守唄代わりにして、撃沈。
2014-08-10 14:13
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