SSブログ

日本橋、Drunk Japanese Businessmen [フレグランス・ストーリー]

ずっと日本に住んでいて、自分も多少お酒を嗜むから、そういう場面にも(特に若い頃は)何度か遭遇し・・・

これが全世界共通の風景だと思ってました、この記事を読むまでは。

http://en.rocketnews24.com/2014/06/19/some-words-about-the-evils-of-alcohol-and-the-superhuman-powers-of-drunk-japanese-businessmen/

例によって先週Johnnyがレッスンで取り上げた記事なんだけど、読むと笑っちゃう(特に自分の降りる駅の前になると、地震を予知したハムスターのように目をぱっちり見開くというところでは大爆笑)。
でもこれが日本人特有のお酒の飲み方で、外国の方から見るとあきれたというかよくも恥ずかしくなくというか、そういう奇異の目で見られているのかとこの歳で知って、非常にショックである。

873_14035208419301.jpg

873_14035207760240.jpg

873_14035207146506.jpg

873_14035207278734.jpg

夜11時以降の電車に乗る日本人ならもう見慣れた光景である。
しかし、外国人にはまるでアトラクションのように映るんだという。

記事は、電車の中ではまともに立ってもいられないくらい泥酔した(見ていたイギリス人は自国だったら病院行きだと言っている)サラリーマンが、自分の降りる駅のアナウンスで覚醒し、ちょっと下りるタイミングをはずすものの、ホームに颯爽と降り立ってすたすたとエスカレーターに乗って帰っていくさまを描写、笑いを誘う。


これはロンドンの地下鉄駅だから、海外でも日本人はやっちゃってるってことだ。

何しろアジア人の8割はアルコールの分解酵素を持っていないそうだから、もともとウィスキーやワインをがっつり飲んでも平気でビジネスに戻っていけるような欧米人とは違って、体質そのものがお酒に弱い。

アメリカ人なら酔っても帰る手段は自家用車だそうだから(それも恐ろしいハナシだが)、そもそも電車の中のような公衆の面前を酔っぱらいは通過しない。
酔って公衆の前で吐いたり醜態をさらすことはとても恥ずかしいこととされているので、常識有る人間ならまずそれをしない。

日本のサラリーマンはまじめ過ぎて、お酒を飲むことでしかストレスが発散できないのだという、ありがちな結論に結びつけて状況を看過している日本の社会は、酔っぱらいに甘すぎる。

綺麗な話しではないが、忘年会シーズンともなれば、こういう方々の残した結果の汚物を踏まないように、駅はジャンプしながら歩かなくてはならない。
毎夜毎夜それを綺麗にお掃除する人もちゃんといてくれて、鞄は盗まれもせずにちゃんと倒れている酔客の傍に有る。
日本はすごいよ、とお酒が飲めないJohnnyは半分揶揄も込めて言う。

美しい日本、とか二言めには言うけど、週末の夜明けの新宿や六本木の饐えたニオイの漂うおぞましい風景は決して自慢にはならないはずだ。

もうすぐ忘年会シーズン。
お酒は上手に楽しく、きれいに飲みたい。

IMG_5033.jpg
ベトナムから次男が一時帰国。

IMG_5034.JPG
2年半ぶりの帰国とあって、友人たちとつもるハナシもあるんだろう。
連日朝帰りである。

頼むから、あのオッサンたちの仲間入りはしないでくれよ。

最後に少し綺麗な映像でお口直しを。
IMG_4974.JPG
生のバラの香りが贅沢な某ジュエラーのトイレ。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。