ティンプー、天空の首都(事件その1〜3) [セルフィッシュ・ジャーニー]
おお!
啓徳空港以来の感動かもしれない。
両側を深い切り立った山岳に囲まれた谷へ、バンコク発インドKolkata 経由(だるい…..)Druk Airはまるで緑に吸い込まれるように着陸していく。
保有機、わずか4機。
ロイヤルブータンエア、あっぱれな腕前。
機内食のお味もなかなかである。
事件その1: 経由地があるため、3時間半のフライト中、2回ご飯が出る。1回目めで真剣に食べてしまった。
空港のあるParoから車で約1時間半のブータンの首都Thimphuは、標高2400m、軽井沢とほぼ同じくらいの気温である。
学生はもちろんのこと、町はまだ西欧化されていない民族衣装の人びとも多く、独特の濃い色彩に溢れている。
織り姫達の織る布は、極彩色と言ってもよいくらいの濃い色合いだが、独特の建築の装飾がそうであるように、したたるような自然の緑に抱かれてあまりにも美しい。
また、男性のゴ(GO)は日本の着物を腰で膝辺りまでたくし上げたような形、独特のストライプやチェック柄に折り返す真っ白な袖口、黒いハイソックス、革靴と相まって、どこかスコットランド風のカッコ良さである。
ガイドのTashi。
私たちの我が儘により、かなりブータン的幸福度を下げられた犠牲者。
首都と言えども信号機は一機も無く(ということは国中に一機も無いということである)、代わりに主要な交差点には交通整理をする警察官のポリボックスがある。
ブータンは、その独特の文化色が面白そうで是非訪れたい国の一つであったが、政府が観光客を直接把握するため、こちらの勝手な行程で移動が出来ない面倒さがあって長らく懸案のままとなっていた。
しかしこの度、良き旅仲間を得て実施の運びとなった(笑)
アマンリゾーツの一つ、Amankora がブータン国内に5つの拠点を持つ一種独特のスタイルを持っていることは承知していたが、それも政府の一定のルールに従ったアイテネラリを消化するためと理解。
今回はそのうちの3つを回る最低限のコース(それでも7泊9日である)を、次男、その仕事仲間のクニちゃんと3人で回ることとする。
事件その2: クニちゃんと次男がどういう仲かということが巷では大問題となっている。
(出来れば私が聞きたいくらいである)
Amankora はアマンリゾーツの代表的建築家ケリー・ヒル(Kerry Hill)が12年をかけて構想、建築した5つのロッジからなる。
いずれもブータンの伝統建築デザインである泥壁とがっしりした木柱、12度勾配の屋根を取り入れたフォークロアな山小屋、それもとてもゴージャスなロッジといった佇まいで、深い針葉樹林に抱かれたロケーションにマッチする。
特にこのティンプーのAmankoraは、ブータン各県に一つずつある、Dzong(ゾン)と呼ばれる伝統的な機関建造物を模しており、ロッジというよりはコートヤードを有する威風堂々たるデザインとなっている。
朝夕は軽井沢の今がそうであるように肌寒く、ディナーは暖炉前で取る。
観光客以外外食があまり一般的でない国で、結構なクオリティの料理を出すのはさすが。
事件その3: 次男が勇んでオーダーしたマツタケコース、空白が多すぎる。次男とクニちゃんによって、”空白の美”と名付けられる。
ブータン料理については後述する。
乞う、ご期待。
啓徳空港以来の感動かもしれない。
両側を深い切り立った山岳に囲まれた谷へ、バンコク発インドKolkata 経由(だるい…..)Druk Airはまるで緑に吸い込まれるように着陸していく。
保有機、わずか4機。
ロイヤルブータンエア、あっぱれな腕前。
機内食のお味もなかなかである。
事件その1: 経由地があるため、3時間半のフライト中、2回ご飯が出る。1回目めで真剣に食べてしまった。
空港のあるParoから車で約1時間半のブータンの首都Thimphuは、標高2400m、軽井沢とほぼ同じくらいの気温である。
学生はもちろんのこと、町はまだ西欧化されていない民族衣装の人びとも多く、独特の濃い色彩に溢れている。
織り姫達の織る布は、極彩色と言ってもよいくらいの濃い色合いだが、独特の建築の装飾がそうであるように、したたるような自然の緑に抱かれてあまりにも美しい。
また、男性のゴ(GO)は日本の着物を腰で膝辺りまでたくし上げたような形、独特のストライプやチェック柄に折り返す真っ白な袖口、黒いハイソックス、革靴と相まって、どこかスコットランド風のカッコ良さである。
ガイドのTashi。
私たちの我が儘により、かなりブータン的幸福度を下げられた犠牲者。
首都と言えども信号機は一機も無く(ということは国中に一機も無いということである)、代わりに主要な交差点には交通整理をする警察官のポリボックスがある。
ブータンは、その独特の文化色が面白そうで是非訪れたい国の一つであったが、政府が観光客を直接把握するため、こちらの勝手な行程で移動が出来ない面倒さがあって長らく懸案のままとなっていた。
しかしこの度、良き旅仲間を得て実施の運びとなった(笑)
アマンリゾーツの一つ、Amankora がブータン国内に5つの拠点を持つ一種独特のスタイルを持っていることは承知していたが、それも政府の一定のルールに従ったアイテネラリを消化するためと理解。
今回はそのうちの3つを回る最低限のコース(それでも7泊9日である)を、次男、その仕事仲間のクニちゃんと3人で回ることとする。
事件その2: クニちゃんと次男がどういう仲かということが巷では大問題となっている。
(出来れば私が聞きたいくらいである)
Amankora はアマンリゾーツの代表的建築家ケリー・ヒル(Kerry Hill)が12年をかけて構想、建築した5つのロッジからなる。
いずれもブータンの伝統建築デザインである泥壁とがっしりした木柱、12度勾配の屋根を取り入れたフォークロアな山小屋、それもとてもゴージャスなロッジといった佇まいで、深い針葉樹林に抱かれたロケーションにマッチする。
特にこのティンプーのAmankoraは、ブータン各県に一つずつある、Dzong(ゾン)と呼ばれる伝統的な機関建造物を模しており、ロッジというよりはコートヤードを有する威風堂々たるデザインとなっている。
朝夕は軽井沢の今がそうであるように肌寒く、ディナーは暖炉前で取る。
観光客以外外食があまり一般的でない国で、結構なクオリティの料理を出すのはさすが。
事件その3: 次男が勇んでオーダーしたマツタケコース、空白が多すぎる。次男とクニちゃんによって、”空白の美”と名付けられる。
ブータン料理については後述する。
乞う、ご期待。
2016-09-14 18:06
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