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オフィキナリス、モーニング・シックネス [ブレンド・プロダクツ]

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「scrambled」(ニース、「ラ・ペロウズ」)

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「sunny-side up」(サムイ島、「ザ・ライブラリー」)

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「boiled」(バンコク、「ジ・オリエンタル」)

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再び「sunny-side up」(エズ、「シェーブル・ドール」)

朝の卵料理は万国共通なので、どこへ行っても絶対ハズレないのがいい。

でも、人生で2回、卵が食べられなかった時がある。

悪阻である。
(どんだけ昔だよ)
「morning sickness」という英語が、図らずも朝の卵料理を拒否しているようだ。

アロマテラピーに来られる妊婦さんの症状で、深刻なのがこの悪阻。
身体の症状でありながら、ぐっと精神的に落ち込んでいかれる方もいる。

私も悪阻が酷かったので、その憂鬱さがよーく理解できる。

長男の時なんて、点滴のボトルをカーテンレールにぶら下げて毎晩夫に点滴してもらっていたもんなあ。
この辛さがいつまで続くんだろうと思うと、もう目の前真っ暗。
体重計に乗って「また減ってる」と思った途端、気持ち悪くなってしゃがむ。
気晴らしに、と出かけた伊勢丹の前のベンチにへたり込んで、入らずにそのまま帰ってきたこともある。

ご飯がおいしく食べられないということが、こんなに人生を暗くするんだと思い知った時である。

気持ち悪いのを我慢して出かけた両親学級の香りに救われて、とその日のうちにメールをくださったクライアントさんが来る。
(クリニックの両親学級では、オランジェリーのデフューザー・オイルを拡散している)

悪阻は半分以上、嗅覚の変化のせいではないかと個人的には思うので、そこでアロマテラピーを選んでくださったフィット感は大切にしたい。
しかし、大半が7〜10週とまだ安定しない時期なので、夫と相談しながら慎重に行う。

ヴィ・アロームのオランジェリーは、スイート・オレンジ(Orange sweet:Citrus sinensis)、マンダリン(Mandarin:Citrus reticulata)などジューシイな柑橘系のデフューザー・ブレンド。

ご飯の炊きあがる匂いや、卵の焼ける匂いにノックダウンしていた朝、このフレッシュな香りが自分のキッチンに流れていたらどんなに救われただろうと思いながら、クライアントさんをがんばって、とエールとともに送り出す。






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コメント 2

しょーこ

私も悪阻が辛かったので、本当に気持ちが良くわかります。
絶対産むしんどさより、悪阻の辛さのほうがキツイ。と言い続けていました(産んだ後は、まぁ両方結構大変だ!というのが正直なところですが)

両親学級に参加して、manaさんのお話を始めて聞いたときの事を、昨日のコトように思い出します♪確か、あの時はラベンダーでした^^
アロマ好きの私にとって、近くにこんなステキな産院&サロンがあるなんて、感激すぎました!!私ってなんてついているんだろう!と^^

出産のときのお供であった ネロリは、今でもなんだかあの陣痛から出産の空気を思い出す不思議な香りです♪(主人は、28時間付きっ切りで横にいてくれたので、ネロリであの大変さがよみがえるといっていますが。。。^^;)

香りって不思議ですね。
私にとって、大変だったお産ですが、今でも、ネロリ大好きです^^
by しょーこ (2009-06-26 00:06) 

mana

しょーこさん、こんにちは。

そうです、そうです。

私も陣痛より悪阻がつらい派です。(もうその論議をするには年を取りすぎましたが)
陣痛なんて長くても2日で終わるもん・・・・ですよね。

香りは記憶をつかさどるのですが、だんなさまがネロりで陣痛を思い出すっていうのもすごいですね。

やさしそうなだんなさまだったもんなー。

明日、お会いできるのを楽しみにしていますね!
by mana (2009-06-26 14:49) 

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