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神楽坂、帰還を祝って [フレグランス・ストーリー]

K江さん。
こういう時に使っていいのかどうか判らないけど、「お帰りなさい」と言いたい。

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ロータスは、ゲリラ豪雨の予兆の風におびえているように見える。

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夕暮れの神楽坂を登る。

何年ぶり、いや何十年ぶり。

京都出の知り合いが、好んで東京の居をここに構えた理由が判る。
ぼんぼりの灯り始めた路地は、ふと春に訪れた祇園を思い起こさせる。

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弁財天の近く。

そこはスペシャルな空間。
一日一組だけ。

屋上庭園に囲まれたペントハウスで、我々4人で独占するのは、空間と、料理を作るもと力士のオヤジさん。
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創意溢れる気の利いた料理と、何でもござれのお酒の品揃え。

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津軽三味線のライブも加わる。

今夜は飲むのだ。
K江さんの「帰還」を祝って。

LSAの同級生だった彼女の病気を聞いたのは、1年前。

休職し、手術をし、それから療養に入るということだった。

会社を休職している間、無償でオフィキナリスに関わりたいという彼女の申し出は、叶えてあげることができなかった。
自分は無力だなあと心がしぼんだ。

しかし1年。

来月から仕事に復帰するという連絡を受け、もと彼女の上司だった青山のアロマテラピーサロンの社長K氏たちと、快気祝いをすることになる。

K氏が設定してくれたスペシャル飲み会にも、場所を間違えて遅刻して来たK江さん。
そんなドジなところも、もとのままだよ!
と、私は心の中でくすりと笑う。

お帰りなさい、K江さん。

「復帰記念にアメリカへ行って来ちゃった」
と、K江さんがオミヤゲをくれる。

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HENRI BENDELのアロマキャンドル点火用ライター。
ZIPPO社製というのがおしゃれだ。
ああ、K江さんらしいセレクトだなあとしみじみうれしい。

戦いを終えて帰って来た美しい兵士を迎える宴は、神楽坂の宵を照らして。


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コメント 2

朋子

素敵なお店ですね!

それにしても
Kちゃん、よかったです。
安心しました。

15期でもお祝いしましょう!


by 朋子 (2009-08-03 12:49) 

mana

朋子さん、こんにちは!

ぜひ15期でお祝いしましょうね。

また連絡しまーす。
by mana (2009-08-03 16:08) 

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