タイ・エスケープ、アクシデントは突然に

「サワディ カー」

２月のタイの風を感じに、また今年も。

夫の従兄がエキスパートであるため、タイは毎年訪れる馴染み深い土地である。
雨期を外した11月〜２月がベストシーズンだが、年末年始は何やかやと忙しく、いつもぎりぎりいっぱいの２月に、この地を踏むのが恒例となっている。

毎年、極寒の日本からの出発なので、大雪で交通が混乱したり、体調を崩したりで、結構Bad condition　なことが多いが、今年はまた特別。
なんと搭乗予定便がエンジントラブルで欠航になったんである。


40年タイ専門の旅行会社（http://www.otoa.com/membership/f_member/detail.php?serial=73）をやっている従兄も初めてだというので、かなりレアなアクシデントだったことは間違いが無い。


10:45発のタイ航空に乗るため、朝４時起きで成田チェックイン。
次男とおちあい、やれやれとラウンジで朝食を食べていた我々のところへ、地上スタッフが駆けつけてきて悲しいそのお知らせである。

ほとんどの乗客は明日の便（！）に振替えるが、我々の席は夕方５時発の便に確保したとのこと。
なんかありがたがっていいのか、怒っていいのか判らないような対応である。

それでも17:15発の後便を7時間待つ以外に仕方なく、朝ご飯を食べたばかりなのに、もらったミールクーポンで無理矢理うどんなどすすってみるが、これも限界である。

さあ、日本脱出とみんなでシャンパンで祝杯をあげた後でアルコールも回り、急に４時起きの疲労が襲ってきて、それぞれにラウンジのソファに沈み込んでZZZZZZzzzzzzzzzz・・・・・


窓の外は、ひっきりなしに離発着が繰り返されているというのに、なぜ、我々の便だけ！

それでもようやく夕方の便に乗り、一路バンコク、スワンナプーム空港へ。


機内でもらうランの花を髪に挿して（！）、タイは初めてと言う同行のトリマー女史もテンションが上がってくる。

空港で従兄の出迎えを受け、真夜中に常宿のTHE ORIENTALに到着。
部屋も毎年同じチャオプラヤー川に面したスイート。




毎夜、ターンダウンの時に添えられるメッセージカードも、


アメニティの配列も、


飲み頃に冷えたウェルカムシャンパンも、みんなみんな見慣れたタイの風景の一部。

でも、今は早く大きなベッドに身を委ねたくて・・・