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日本全国、母の日 [ブレンド・プロダクツ]

先週末は日本全国、母の日・・・だったのに、すっかり忘れて(夫の母と実家の母には前もって生花が届くよう手配してあった)夫が留守なのをよいことに、またミナサンと軽井沢に出かけてしまった。
どんなに疲れていても、仕事の後夜道を1時間半飛ばせば、そこはリトリートなので・・・。

でも次の日の朝、長男のお嫁さんからメールが来て、しまった!と思う。

男の子二人だと、母の日はせいぜい彼らが小学生のうちまで。
お小遣いでコンビニに売っているおもちゃの指輪を買ってくれたり、駅前の花屋でぼったくり値のカーネーションを買ってきてくれた切ないような思い出は、遠い昔である。
中学からは反抗期が始まって、母の日なんてものはどっかにいってしまい、その後はテレビのようにらくらくホンを買ってくれる相談なんてことは絶対になく、離れて暮らしている息子たちにメールで「今日は何の日?」と振っても無視され続けたので、私には母の日はないと悟ったのだった。

ところが、長男が結婚し、お嫁さんの気遣いが届くようになっていたのに、長年の習慣ですっかり母の日を頭から除外していたのだ。
帰って受け取ったのは、ミナサンの長老ベベをモスで形どったプリザーブドフラワーで、抱きしめたいほど可愛かった。
ちなみに・・・・リスボンの次男からは月曜に「昨日は母の日だったらしい。おめでとう。」とメールが来た。
しばらくやってなかったので、母の日は「おめでとう」ではなく「ありがとう」だということが分からなかったみたいだ。長男からメールが行ったのかな?

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何だかしあわせだあ〜。
急に母の日が母の日っぽくなってきた。
でもらくらくホンやカーネーションをもらわなくても、シカトされても、子供たちが自分の道を前向きに進んでいるということだけで、母親っていうのは幸せになれるもんだと思う。
少なくとも私はここ数年ずっとそうだった。
母の日に母として参加しなくたって、いいんじゃない?
安上がりでいい母親だ。うん。
息子たちが無事育ったという達成感が、彼らが私に贈ってくれたカーネーションの大きな花束だと思っている。

カーネーションのバスオイルというのをご存知か?
日本のカーネーションはあまり香りがなく、カーネーションの匂いと言ってもぴんと来ないものだが、サンタマリア・ノヴェッラ(フィレンツェにある世界最古の薬局。EOがその昔薬局で扱われていたことがわかる)のカーネーションのバスオイルは、秀逸だ。
ジェットバスに入れると細かい泡があふれんばかりにたち、その中からカーネーションの何とも甘やかな香りが立ち上る。
私の大好きなバスオイルの一つ、是非お試しあれ。
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サンタマリア・ノヴェッラのカーネーションのバスオイルとフィレンツェで買った手描きのドクターのタイル。(ちなみに、オイルは日本でも手に入ります)









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コメント 2

sh

心の中で、ありがとうと言っているのだよ(それじゃ駄目っすね)。
by sh (2008-05-15 22:39) 

mana

そうだね。全然ダメじゃないよ。
メールくれただけでうれしいです。
by mana (2008-05-16 22:18) 

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