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東京ドームシティ、髪の毛総立ち [ブレンド・プロダクツ]

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「乗る?」
「え〜っ?」
「乗る?」
「乗るか!」
二週間ぶりに日中の気温が30℃を割った日曜日、なぜか次男と二人、東京ドームシティ。

留学先からの家財道具を現地から我が家に着払いで送り付けた後、湯島のアパートと大学を再び根城として全く顔を見せなくなった次男に業を煮やし、荷物整理の強制送還のため、本郷で彼を拾う。
昼食がまだだというので、春日通を下り、後楽園脇のドームシティのパーキングに車を入れる。

お盆直前ということもあってか、アトラクションが小さな面積に詰め込まれた広場は夏休みなのにそれほど混んでいない。
映画「フォレスト・ガンプ」をテーマにしたとかいうレストランでご飯。
窓際の席の目の前がこの風景である。

すぐ脇の「ラクーア」のビルより遥かに高いところまで一気に上り、ほぼ垂直に落ちてビルに空いた丸い穴をすり抜けるコースターは、響き渡る絶叫を聞くまでもなく見るからに恐ろしそうだ。
絶叫マシーン、実はあんまり嫌いではない。
冒頭の「乗る?」は私だ。ためらっているのは次男だ。

食事が終わると次男が意を決したようにコースターの券売機のほうに歩いて行くので、小躍りしながらついて行く。
券売機の前で買い方が判らなくて困っている外国人がいるので、次男を前に押し出して助けさせる。
その後に自分たちの分を買って列に並ぶと10分ほどでもう順番がくる。

順番的に一番後ろの席となる。
こういうので、いちばん怖いのが最後尾だと聞いたことがある。
前のブースが上ったり下りたりするのが自分たちとはギャップがあるので視覚的な高低差の幅が出るらしい。

やばい、やばい。
どきどきしてくる。
盛り上げ役のスタッフが、ベルトとガードでがっちり縛り付けられた私たちに
「一気にあの塔より高い所まで上がりま〜す!」
と、脇の後楽園の細く高い塔を指差す。
そんなこと今言われても・・・!

多分、たった1分半か2分ぐらいなんだと思う。
もう絶叫し、絶叫し、絶叫し・・・
髪の毛、総立ち。
ショックで両手がしびれている。

パーキングへ帰る道筋のショッピング街でイギリスから上陸した「LUSH」を見つける。
夏になると髪をごしごし洗いたくて優秀なシャンプーが欲しくなるが、今はコースターで心身ともに逆立った体毛すべてを洗いたくて、気乗りしなさそうな次男を説き伏せて飛び込む。

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100%ナチュラルをうたい、化学合成を一切行っていないことを看板にしたここのプロダクツは、まるでアイスクリームやマカロンのような色とパッケージが楽しい。
私が物色している間、次男も手の甲にお試しのフェイススクラブを塗られて困っている。
「アイラブ・ジューシー」(アイラブ・ルーシーをもじってんだろうな)というマンゴー、パパイヤ、パイナップル、キウイが入っているシャンプー、蜂蜜とジャスミンの「蝶々夫人」(由来不明)というシャワージェル、「リップサービス」(解説不要)というリップクリームなどを買う。

帰宅して早速「アイラブ・ジューシー」でシャンプー、やっぱり化学合成されていない香りはいい!
ちなみに『LUSH』を電子辞書で引くと、「みずみずしい」という意味(まさに!)と「酔っぱらい、アル中」という意味があり、ナチュラルにしてはかなり強い香りとブランドの強すぎる主張とがうなずける。
もうひとつちなみに、クライアントさんから川越にもこのお店があることを聞きました。
















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