そこここに、夏のかけら [フレグランス・ストーリー]
とうとうこの夏、着る機会が無かった。
気に入っていた、絽の着物と羅の帯。
こういうものをささっと着て、すっと出かけられるオンナになりたいのに。
枕元のバング&オルフセンで、毎晩「旅の英会話」を聞きながら寝る。
「フロントデェ〜スク!」(軽々しいギャルっぽいイントネーション)
「This is your captain speaking.」(なぜかドスの利いた声)
自分じゃないほうの役割の言葉ばっかり覚える。
ニースで買ったタンクトップも役割を終え。
私が着ると、猫の目がマネキンのようなところには来ないのが悲しい。
立派な岩手産松茸を頂きました。
ああ、そうなんだ。
夏は終わったんだ。
バターで炒め、ホットサンドの具にするとおいしい。
松茸は「食べる」香りだ。
2008-09-12 22:30
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