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オフィキナリス、トリートメント「されたい」日 [ブレンド・プロダクツ]

前日のゴルフの負の遺産は、翌日も筋肉痛というカタチで自分を苦しめる。

朝、ベッドからずるりと貞子のようにずり落ちて抜け出すが、身体が重くてだるくて痛い。
オランジェリーを拡散しまくり、ブラス仕様のモーツァルトを目一杯流し、熱いシャワーを浴びてカツを入れ、気分的には仕事モードに自分を追い込んでいくが、身体がどうしても付いてこない。
今日は私がトリートメントを受けたい、と切に思う。

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朝から、妊娠中からお産を経てずっと通ってくださる馴染みのクライアントさんの施術があるので、サロンへ。
(注:写真はモデルです)

お話をしながらこの身体の不自由さが、施術する手の動きに出てしまわないかどうかすごく心配になる。

クライアントさんが選ばれたブレンドは、スイートオレンジ(Orange Sweet:Citrus sinensis)、ネロリ(Neroli:Citrus aurantium)、そして私もこれは考えたことが無かったペパーミント(Peppermint:Mentha piperita)。
ああ、よくぞ選んでくれました!
筋肉痛のことなど一言も言っていないのに、寒い時には温め、暑い時には冷却するという特性を持つペパーミントは熱感がある時やそれに伴う筋肉の痛み、頭痛にすぐれた効果がある。

クライアントさんの全身にEOを1時間以上かけてトリートメントしていくセラピストは、トリートメント中に立ち上ってくるEOの気体から、塗布する手のひらから、クライアントさん以上にEOを身体に取り込んでしまうと言われている。
その時の自分の体調に逆行するようなEOをクライアントさんが選択されたときは正直キビシい。

でもまあ、それがプロってもんだ。
だいたいの耐性は出来上がっている。

ペパーミントは妊娠中は絶対に使ってはいけないオイルなので、多くの効用が確定されている割には、オフィキナリスではかなり使用頻度が低いものだ。

でもたまにこうして産後の方が「すっきりしたくて」と選ばれることがある。
このジューシイでさわやかなブレンド、私も初めてだったが、かなりアドバンスな感じだ。

トップノートでスイートオレンジが心をほぐしてくれ、ミドルでネロリ(予想はペパーミントが先かと思ったが)、最後はペパーミントのさわやかさが持続するといった、パリで見つかりそうな秘密のフレグランスみたいだ。

身体がこんなに重い日に、ベンゾインやフランキンセンスのようなこれまた重い樹脂系のオイルは結構ツライが、今日は私の症状にもぴったり。ありがとうございます!

ちょっと青臭いのに、家に帰ったころはオレンジの香りになるんです!とクライアントさんもネロリの大ファン。
二人で気持ちよくなって、ティータイムにはまたまた話しが弾んで時間超過。

でもこんな出会いがあるから、この仕事は楽しいんだなあ。

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トリートメント室脇の新しい美容室は、シャンプーをする時に青空が見えるトップライトが好評。
團先生、さすがです!

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