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また自宅、最後だけ篤姫 [フレグランス・ストーリー]

やってもやっても報われない仕事が世の中にはあるもんである。
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玄関前のアキニレは育ちに育って、夏は断熱材の入らないコンクリートの家に気持のよい木陰を提供してくれるが、この季節はその役目を終えた枯葉を雨のように降らせる。

報われなければ報われないほど、ファイトを燃やすのが私の常である。
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かくて両肩が上がらなくなるまで帚で掃く。
毎日、毎日。
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この葉っぱが全部無くなるまで・・・。

報われないといえば、この人の場合はどうだったのだろう?

「宮崎あおいちゃんに、大奥が取り仕切れるわけないじゃ~ん?」
毎週熱心にテレビの前に座り込む夫をからかいながら、決して見ようとしなかった大河ドラマが最終回だ。
ゴルフから飲み会になだれ込んだ夫が飛んで帰るだろうと思っていたが、8時になっても姿なし。

あらまあ。
ではオイシイとこ取りで、今日は私が見ておいてあげましょう。
ビデオの撮り方が分からないので、コピーはなし。

これまでのあらすじは全然わからなかったが、篤姫と皇女和宮の話は、昔読んだ有吉佐和子の「和宮様御留」で何となく知っている。

家定と1年半だけの結婚生活ののち20歳代前半で後家になったことや、10歳くらいしか年の違わない嫁姑だったことなど、徳川家を存続させるためにいかに無理な婚姻があちこちで強いられてきたかが分かる。
でも、ドラマはそんな境遇を恨むことなく、家系を存続させることに自分の天命があった、と血のつながらない孫を見る満足気なあおいちゃんの顔を大写しにして終わる。
(あおいちゃん、〇フラックのCFのせいか、口をとがらすとアヒルっぽく見えるのは私だけ?)

んな、あほな!と思いながらも涙が止まらない。

「これが”ぱふゅーむ”なるものか!」
と香水をかけ合うところや、帯刀の妻から香木が代々の象徴として受け継げれていくところなど、時代考証が合っているかどうかわからないが、興味深い場面も多々ある。

家系を存続させることが天命。

今なら時代錯誤と言われかねないその気持ちが、今、初孫の誕生を待っている私にはちょっぴりわかるような気がする。
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ちゃんとも

ご無沙汰しております!
先月仕事復帰し、慌ただしい毎日を送っておりますが
まなさんのブログを読んで
いつもホッと一息つかせていただいています〜♪♪♪

あとちょっとでお孫さんと会えますね!
その日のブログが今から楽しみな
ちゃんともなのでした。。。

寒い日が続きますが、お体ご自愛くださいませ。

by ちゃんとも (2008-12-17 13:32) 

mana

ちゃんともさん、こんばんは。

タイムリーなコメント、ありがとうございます!
昨日生まれました。

今日は新潟から帰ってそのまま忘年会になだれ込みました。

お仕事復帰されたのですね。
ジャスミンの香りを嗅ぐたびにちゃんともさんを思い出します。

年末の慌ただしい時期、ご家族お健やかにお過ごしくださいね。
by mana (2008-12-18 22:45) 

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