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白金三光町、environmentにやさしく [フレグランス・ストーリー]

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白金、三光町の坂を上って、母校にやってくる。

母校と言ってもこちらは広尾にある大学ではなく、専攻科である。
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先月、普段そんなに隅から隅まで見ることの無い同窓会誌をたまたま読んだら、春から始まる英会話の公開講座の案内が目に留まる。

無茶苦茶な英語でフランスやタイを一人で泳ぎ切っても、英語を母国語とする国は無理だろうなあ、と必要性を感じていたところ。
とりあえずどんなもんか聞いてみるかと繋いだ電話口に同学年のスタッフが出て、何となく話しの流れで行くことになってしまう。

受講するのは、Practical English『初級』。
「日常生活の中で体験する様々な状況に合わせた会話を中心に、自分の意見を英語で述べることを練習する」クラスなんである。

ほんとに『初級』よね?
私だけ蚊帳の外って状況にならないわよね?

電話口に出たスタッフに何度も念を押したんだが、
「全然大丈夫よぉ」
と超楽観。

しかも、本当は4月から始まっているのに、何やかや都合が入って出席できず、3回をすっ飛ばして今日が初日の私なんである。

初めて入る専攻科の3階、スキンヘッドのカナダ人Gregが先生。
生徒は8人。
先生が入ってきた途端、生徒同士もいきなり英語になる。

初めてこんにちはの私、自分を簡単にintroductionしてね、と命ぜられる。
やっぱりね。
その辺は想定内なので、無難にいく。

その後、まず「今、自分は何を買いたいか。そのブランドやモデルを決めるポイントはどんなことか」を話し合う軽いジャブがあり、いよいよ本題がストレートに決められる。

本日の話題に取り上げられたのは「エコ・ポイント」。

うわー、まずい。
そう言えば、昨日辺りからさかんにTVでやってたね。

Gregが2回、エコ・ポイントシステムについての文章を読み上げ、その内容について意見を言いながら話題を広げていくというレッスンだ。

やばいねー。
興味が薄いので、日本語でも意見の言えない話題だ。

だいたいGregの読み上げる文章の意味は判るんだが、ところどころ単語力が無いせいですっ飛ぶ。
「encourage」
「waste」
「consumption」
自分に縁のない言葉だもんねー。

その中で繰り返し出てくるので多分キーワードなはずの「environment」の意味が判らない。
(後で辞書で引いて「環境」って判るんだが、恥ずかしいデス)
・・・でその辺に触れないように聞かれたことに答えるので、私のは何だかちくはぐな応答になる。

つくづく、英会話って、いかに自分の知ってる単語内で別の言い表し方をするかっていうパズルを延々とやるようなもんだと思う。

皆さん、事も無げにばんばん意見をおっしゃる。
やっぱり『初級』じゃないだろー、これ。

この学校はフランスに本部のある修道会が母体なので、英語はある程度のレベルが要求されることは学生時代から感じていたが、やっぱりか。
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でもまあ、気さくなGregにも助けられ、特急列車に片足だけ乗せてもらった感じ。

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折しも下のホールではバザーをやっていて、大好きなショコラティエ・エリカの校章入りチョコレートを買って初日を終える。

単語力をつけたいと思う。










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