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青山、旅の垢(とウィルス)を落とそう [ブレンド・プロダクツ]

自分のいびきで目が覚める。
恥ずかしいけど、その無防備さがものすごく心地よかったりする。

帰国して8日め。
ジェットラグも何とか収まってきた休日に、体調の仕上げとして青山のアロマテラピー・サロンへ行く。

帰国して日本の大騒ぎに仰天する。
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フランスでは町中でのマスク姿はおろか、空港でもインフルエンザの「イ」の字も無い。
もともと欧米人はマスクをする習慣があまり無いのか、けっこうあからさまに咳をしても口を手で押さえることもしない。

大陸では「水際」はない。
もうしゃーない!と腹をくくっているように感じる。

フランスへ行く1週間前に、メキシコの豚インフルエンザが小さく報道され、「豚は食べられないわ」くらいに思っているうち、あれよあれよと豚インフルは新型インフルと名を変える。
フェーズ3→4とそのパンデミック指数を上げ、出発の朝にはフェーズ5となって、厚労大臣の緊急記者会見が行われる。

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何事だかわからない不気味さだが、「海外渡航はいっさい禁止!」とのお達しはなく、「行ってもいいけど自己責任よ」と個人に押し付けられた責任を背負って出かけるしか無い。
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サクレクール寺院で初めて、日本と違っていろんな国からやってきた人が集まっているんだと、ちょっと脅威を感じたのも、まあ、鈍感と言われれば仕方ない。

その後の「行くなとは言わなかった」国の、行って感染しちゃった人に対する扱いがあまりに大仰で、自己責任にゆだねた割には個人が被る制裁は大きすぎるように思う。
軽く見すぎてはいけないが、フランス(多分他の国も)との温度差は、ものすごく感じる。

それでは、身体を休めるのと同時に、ウィルスへの抵抗力をつけるブレンドをセラピストさんと考えよう。

ティートリー(Tea tree:Melaleuca alternifolia)、シナモンリーフ(Cinnamon:Cinnamomum zeylanicum)は、自他ともに認める(?)抗ウィルス作用の筆頭株。
妊婦さんには使えないし、皮膚感作作用があって遠離りがちなオイルたちだ。
こういうシュチュエーションに追い込まれないと、なかなか手に取ることが無い。

セラピストさんが、睡眠障害と緊張性の頭痛に効果のあるスパイクナード(Spikenard:Nardostachys jatamansi)を勧めてくれ、これらの特徴のある香り達をスイートオレンジでまとめる。

もう、彼女がそのブレンドオイルを持って部屋に入ってきた時から濃いシナモンの香りが肺に入ってきて、ガッツリウィルスを撃退しそうな気がする。

2時間、あっちの世界を彷徨って、さて、これで旅の垢は落としたとしよう。

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でも、引き続きうがい、手洗いは念入りに。
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