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沖縄、一言申し上げます [フレグランス・ストーリー]

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美容室を出ると、既に20時。

この時間でもなお、蒸し暑い中央通にそよぎ渡る涼やかな音に立ち止まる。
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ミキモトの前に、赤と白の無数の風鈴が微風になびいており、多くの人がそこで家路を急ぐ足を止める。

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大きな商業ビルは全体が巨大なスクリーンとなって、これまた無数の鳥が羽ばたきながら、ブランドロゴを形作るという、凝った演出がなされている。

日本ってすごい国だ。

リスボン留学を終えて帰国した次男が、生き馬の眼を射抜くような生き生きとした東京の素晴らしさを語っていたの思い出す。

確かにそうなんだと思う・・・ケド。

この夏、あおちゃんを連れて長男一家とお盆休みを過ごそうと計画する。
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これまで夫婦二人で出かけていた海外のリゾートホテルで、赤ちゃんを連れた3世代家族が、実に幸せそうに休暇を楽しんでいるのを見て、「孫が出来たら絶対こうしよう!と憧れていたんだもの。

行き先はハワイ?モルディブ?
サムイ島のTHE LIBRARYも行きたいねえ、と5月に行き先を物色し始める。

・・・が、当時は新型インフルの混乱の真っ最中。
へらへら海外に出て行った人間は、断罪されるような勢いだ。

しゃーない。
今年はオキナワでお茶を濁すか。

・・・で下調べを進める。
そして、とんでもないことに気付く。

ちょっと気の利いた、アジアのリゾートをコピーしたようなホテルは、すべて15,6歳未満の子どもはお断り。
海外大好きの我が家、日本のホテルがそんなことになってるとは考えてもみなかったサー。

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2月のサムイ島THE LIBRARYのプール風景。
堂々たるマダムの後ろにバギーが望め、何組かのベビー連れがいたことを思い出す。(頭は次男)

ベビーはゲイが多かったりするカップル達とプールサイドを共有し、それが少しも違和感が無い。
のんびりと過ごしているベビー連れでない客に、その子ども達が迷惑をかけることも無い。
むしろ冒頭のように、私たちは孫連れにに憧れたくらいだ。

世界に名だたるバンコクのTHE ORIENTALでも、最初のアマンとして名高いAMANPULIでも、欧米のちびっこたちはバカンスを楽しむセレブリティと共存し、生き生きと夏を過ごしていたと思う。

オキナワのホテルは、何を恐れて子ども達を排除するのだろう。
(それは多分我々保護者の責任に起因するんだと想像するが)

日本のヘンなところをひとつ、見てしまった思いである。
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