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丸の内BRICK SQUARE、寒くないよう気をつけて! [フレグランス・ストーリー]

土曜の英語レッスンの後、義妹と待ち合わせてご飯を食べる約束をする。

八王子からやってくる彼女と丸ビルで待ち合わせ、銀座までぶらつきながら移動しようということになる。

彼女は、夫の実家を継いでいる末弟のおヨメさん。
私とはヨメ同士である。
以前は二人で旅行に行ったり、たびたび一緒にご飯を食べたりしていたが、このところお互い忙しくてなかなか会う機会がなかったのだ。

兄弟のいない私には、唯一身内の愚痴を聞いてもらえる相手だ。
彼女のちょっぴりお行儀の悪いはっちゃけぶりに、何度気持ちが救われたことだろう。

かつかつとヒールの乾いた音が響くイルミネーションの歩道は美しくて、一時、30年前働いていたころのデジャヴが蘇る。

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「ここはロンドン?」
一瞬、感覚の歩みが止まる"PASS THE BATON"は、おもしろい生活雑貨とリサイクルの店で、この先から景色が一変する。

赤煉瓦の三菱1号館が、Marunouchi BRICK SQUAREとして生まれ変わった界隈は、ジョサイア・コンドル設計の名残を残したトラディショナルな雰囲気の中庭に、クールな店が点在する魅力的な空間だ。
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http://www.marunouchi.com/brick/

中庭に面した”A16"で、一旦お茶することにする。
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風は冷たく、底冷えがするが、外灯型の強力なストーブとシックな膝掛けが用意されたテラス席で熱いショコラ・ショウでもすすったら、もう気分はパリかロンドン。
(実際にはココアは無くて、カフェオレだったけど)

薄暮の中、おしゃべりをしながら通り過ぎる若い女性達を見ていると、ハイブランドに、チープなアイテムを上手に組み合わせて、とてもおしゃれだ。
日本のファッションはここへ来てようやく成熟したと、今や世界的にも高い評価が頷ける。

その後ヤキトリを食し、それでも話しは尽きず、ペニンシュラホテルのバーに場所を移して二人で話し込んで、お開きは23:30。
8時間もたいした買い物もせずに、話しに没頭していたことになる。

子育て、親の世話の苦労、人を雇うことの難しさを、時には涙ぐみながら吐き出せる唯一の相手に感謝しつつ、タクシーに乗り込む彼女を見送る。

「寒くないよう気をつけて!」
( )( ) you keep warm!

こんな一日が、今の私にはとても貴重。

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"PASS THE BATON"でこのインコを5羽。

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"CONRAN shop"でこんなチョコ。

古巣、丸の内はちょっとした遊び心がインスパイアされる街に変わっている。

「自分が恥ずかしい」
I'm (ashamed) of (myself).

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