軽井沢、下界へ [フレグランス・ストーリー]
早朝5:30。
山荘出発である。
ミナサンと、3日間のゴミの山を車に乗せ、門のチェーンをかける。
100mほど先の鳩山山荘の前には、ポリスメンと報道の車がぎっしりで、仰天する。
八丈島へ行ったはずのセンセイがお忍びでいらっしゃるのかとも思うが、庶民には関係無いことである。
山荘に来てまで報道の車に囲まれる政治家って、やっぱりプライバシーの無い大変な仕事だと思う。
この3日間の誰かのように、スッピンにずるずるしたパンツで犬の散歩になんか出かけられないんである。
(後に、もっと大変なお客様だったと知るんだが・・・)
軽井沢よ、しばしさようなら、なんである。
自宅へ向かうと知っているミナサンはワンとも言わず、後部座席でおとなしい。
さあ、酷暑の下界へ!
早朝の上信越、関越をぶっ飛ばし、ジャスト1時間で三芳PAから滑り出る。
「6時に起こしてやるよ」と言ったくせに、忘れて6時半過ぎに夫がコールして来た頃は、ほぼ自宅前である。
当直の夫に代わり、自宅のリビングで迎えてくれたのは、出る時は三分咲きだったカサブランカの、満開のむせ返るような香りである。
3日間チャージしたエネルギーのせいで、心のベクトルがまっすぐ仕事に向いていると感じる。
2010-07-20 23:44
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