暑いぞ!京都、職員旅行!! [セルフィッシュ・ジャーニー]
職員旅行、今年は京都へお出かけである。
京都はパリに似ていて、いろんなお店を覗いたり、お寺の庭を眺めたりして、ずっと歩いていたい街である。
・・・そう、涼しければ!
「アンタら、乗るの?乗らないの?こっちもギリギリYO!」
デスパレートな人力車の兄ちゃんたちの目線もまあ許そう。
なにしろ、気を許したらお互いたちまち熱中症である。
ヌルそうなドリンクとヌルいコピー。
しゃきっとしてほしい、どうせなら。
9時発の新幹線にみんなでわーいと乗って、幹事からビールとお弁当と一晩がかりで袋詰めしたというおつまみをもらった時は、元気百倍だったのである。
ひとしきりおしゃべりに花が咲いた後、早起きの代償に、新幹線の軽い揺れとビールの酔いに身を任せてするうたた寝は、サイコーに気持ちよかったのである。
しかし、降り立った京都の暑さは、実感としてエジプト以上である。
銀閣も金閣も、そよとも動かない空気の中に淀みきっている感じで、美しさを鑑賞するとか歴史をひも解くとか、そんな心の余裕が無い。
色は暑苦しくとも金閣の方が空間があるだけ暑さがまぎれる気がするが、いつも絶対こっちがいいと思っていた銀閣は、うっそうとした緑に埋もれてかなりしんどい。
土産物屋の三文判売りが、お揃いで三重塔みたいなのが唯一ウケる。
普段は視覚的に涼しさを誘うはずの生け垣の緑も助けにはならず、久しぶりに全身ずぶぬれのような汗をかく。
這々の体でチェックインしたホテルは、リーズナブルでなかなかおしゃれなモントレ京都。
ずぶぬれのまま、撮影タイム。
夕食は◯治乳業さんのご招待で、南禅寺『順正』で豆腐懐石。
http://www.to-fu.co.jp/
広い庭園を横切ってお席へ。
「おまえ豆腐食べ過ぎたろー」みたいな太った鯉がいっぱい寄ってくる池がコワい。
ふわふわの湯豆腐はじめ、ちまちまと上品できれいな懐石料理は、なるほど外国人にはウケるだろうと思われるボリュームとヘルシーさの抱き合わせが見事。
ご馳走さまでした。
食後は、それぞれのお楽しみで街に散っていったり、ホテルで岩盤浴をしたりと、皆一泊の京都を楽しみ倒す勢いである。
うーむ。
2010-09-12 23:30
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