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ふじみ野、冬を楽しむエッセンシャルオイル [フレグランス・ストーリー]

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今週の土曜に迫った、オフィキナリス第7回講座「冬を楽しむエッセンシャルオイル」のレジュメ作りに、2日間没頭する。

早々と10人の参加枠が埋まり、ハンドマッサージにいらした何人かの患者様に「参加申込みしました!楽しみにしてます!!」とハッパをかけられ、退路はすっかり絶たれたのである。

途中から「おいで!パチュリ」においでになった方々は、私の本業が何なのか分からないかもしれないが(それほど本筋から逸脱してしまっているブログである)、一応アロマセラピストである。
一応説明しておくと、パチュリはかなり複雑な香りの精油の名前で、一番好きだという訳ではないけれど、発音がカワいいのでタイトルに抜擢されたんである。

クリニックでアロマテラピーを実施する草の根活動の一環として、患者様対象で1年に2〜3回いろいろなテーマのアロマテラピー講座を開いている。

教科書丸写しのありきたりの講座ではなく、私自身が実際どういう風にアロマテラピーに接しているかを知って頂き、より身近にアロマテラピーを感じて頂こうというのが、毎回の自分へのテーマでもある。
また医療現場という超現実の中で実施されるアロマテラピーは、観念的でなく科学的に、というのも、いつも気をつけている点である。

冬をテーマにしたアロマテラピー講座は、今までやりたくてやりたくて仕方がなかったが、年度末の怒濤の慌ただしさに押し流されて先送りになってきた超懸案事項である。

寒くなって風邪やインフルエンザが流行り出す冬は、夏に比べて部屋が閉鎖されて香りが感じやすくなり、抗感染作用や1.8シネオールのような強力な呼吸器障害緩和作用を持つ成分を含有した精油が大活躍する時期でもある。
実際ここ10年以上、葛根湯とアロマテラピーを駆使しまくって風邪やインフルで床に伏すことから逃げおおせてきた体験を、お伝えしたくて仕方がないのである。

毎回レジュメを作るために教科書や本を読み直すと、いつも新しい発見がある。
それは以前勉強した時には無かった体験とか経験則とかが、従来の知識に混ざり込むからなんだと思う。

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レジュメは張り切り過ぎて10ページの長丁場になってしまったし、予定しているクラフトのハンドクリームを試しに作り出したら面白くて、いろんなブレンドを作ってしまい、職員に押し付けたりする。

プラナロムのシアバター(熱を加えなくてもやわらかい)とホホバのみで作れるクリームは、簡単だし、手の殺菌用、寝る前のチェストラブ用、などとブレンドを変えて作り置きすると楽しい。

手の香りは生活全般を支配するから、ハンドクリームとしてお気に入りのブレンドを作り、10mlほどの容器に小分けして持っていると、外出先までオリジナルがついてくる。

作り方は、シアバターとホホバで希釈した精油のブレンドをがーっと混ぜて、容器に詰める。
以上である。
希釈度だけちゃんと算数する。

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Badgerのバームも、用途に応じたアナグマのイラストが可愛くてベッドサイドに置いているが、みつろうが入っているのでちょっと固めでスムースに塗るには苦労する。

寝る前に、自分で作ったスイートオレンジとジンジャーとカルダモンのクリームをチェストラブする。

その瞬間、冬がいとおしくなる。



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