自宅、電子ドラムへようこそ [フレグランス・ストーリー]
コラコラ。
こんな不届きなヤツもいるんだなといつもクスリと笑ってしまう、朝霞台の貸しスタジオの扇風機。
確かにドラムの前に座ってスティックを延ばせば、向きを調節できる位置にあるからして。
バンドのお子ちゃま達、マナーは大切に!
この頃、オマエの若葉マークのドラム話ばっかでつまんないよと思われる方、多かろう。
すみません。
今日もドラムネタです。
2週間玄関いっぱいに段ボール詰めで積んであった電子ドラムが、ついに組み立て上がって実用化した。
組み立てには、前々回のブログを見た熟年ドラマーがすぐに手を挙げてくれたんである。
何しろ自分がバンドの練習だ、フラの新年会だと飛び回っていたから、それを棚上げして言うのもなんだが、この前の連休、夫はずっと家に居たのに段ボールを1ミリも動かそうとせず、もうこれは自分の仕事ではないとハナから決めてかかっているって感じ。
さりとて、テキは段ボールを開梱するだけでも1時間を要したツワモノども。
こういう時だけ細腕になるなという夫の声を承知で言わせてもらえば、女の細腕でどうにかなるもんだとも思えない。
購入する時、有料でもいいから出張組み立てサービスお願いします、の感情を言外に込めて質問したのに、いかにもドラマーくずれといった風情の◯マハのスタッフは「うちの女子スタッフでも組み立てられますから誰でも簡単に出来ますよー」とにべもなかった。
いくら女子だって◯マハのスタッフなら出来て当たり前だろー
◯マハ、こんなに贔屓にしているのに冷たすぎる。
これ、ほんとにカスタマーは「簡単に」組み立てて使ってるんだろうか?
そこへそこへの救世主である。
書いてみるもんだ、ブログ。
ニーハオ、ありがとう!!
まあ飲みながらだけど、3時間かかったね。
ドラマーでも3時間費やす作業を「簡単」と言うかだな、◯マハ。
素人だったら半日かかってもどうかだな。
これでたとえ真夜中に、あ、あそこ叩けてないな、とガバと布団の上に起き上がったとしても、すぐに練習できる。(やるか。やるな、多分)
実際に叩いてみると、そういうふうに時間を選ばないでこの大音響楽器を練習できるという意味では多分に優秀なデバイスだが、う〜ん、何て言うんだろう、本物を叩いている時の、ドラム自体の音の振動が胸に共鳴するようなあの高揚感のようなものは再現できていないんだなあ、当たり前だけど。
私にドラムを勧めてくれたのも他ならぬ今回のニーハオだったが、彼自身も私がここまでドラムにハマるとは思っていなかったらしい。
音程とリズム両方に気をすり減らす鍵盤楽器と違って、ストイックにただリズムだけを追求していく作業が今、楽しくて仕方無い。
2月のライブで演奏する「Woman」のキーボード奏者が偶然にも私と同じ歳のマダムで、彼女はキーボードの前に同じ◯マハのドラム科を3年やったそうだ。
「ドラムはね、3年練習している間は本当に楽しかった。でもやっぱり単体では成立しない楽器だからバンドを組まなきゃってところに限界を見た気がする」
ゴールは見えてしまった。
でも、今は練習を楽しもう。
マダム・キーボードの言う通りだとしても、3年は楽しめるってことだ。
昨日叩けなかったリズムが今日叩ける、ただそれだけの嬉しさ。
報われないことも多い世の中、練習すればしただけ結果がついてくる正直さを楽しもう。
ようこそ電子ドラムへ、私。
2014-01-19 20:42
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