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自宅、長靴を履かずに生きてきた [フレグランス・ストーリー]

人生の5分の4は長靴を履かずに生きてきた。
(みうらじゅんのエッセイの書き出し、”人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた”のパクリです)

最後に履いたレインブーツは、小学校の黄色いビニールの長靴だったかも知れない。

重い。
ムレる。
そして何より、おしゃれじゃない。

人間の歩行を支える第一の目的の他に、防水というさらにハードな機能を備えなくてはいけないレインブーツは、その分、ファッションからは遠ざかるのが常識というものであった。

長靴を履かずとも特別ヤな思いもせずに生きてこられるほど、東京近郊の生活はずっとずっと快適であったはずだ。

しかし、ここ2、3年の豪雨や豪雪はどうだ。

2月の豪雪で、駅前のぬかるみにどっぷりとはまった時に一旦は決心したものの、当時ネットで探したらほとんどのレインブーツが売り切れであった。

足下が濡れて冷たいことほど、人生が悲しくなることもない。

入梅と同時に関東を襲った豪雨で2月に引き続き気に入っていたスリッポンを台無しにして、ついにお伊勢丹へレインブーツを買いに出掛ける。
考えることは皆同じらしく、流行のHunterのブーツの棚は空っぽ。

でも!
今日買わなかったら、またすぐ次の豪雨で履くものに困るよね!!

私の両足より重いんじゃないかと思われるほどの重量感たっぷりのBOTTEGA VENETAにジャストサイズがあったので、とりあえず購入。
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日本はレインブーツ無しじゃ生活できない国になったんですね。


仕事はマダガスカル出発前で大車輪。

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妊娠中の患者様のトリートメントのみならず分娩中のサポートにも入る。

妊娠初期からトリートメントに通い、分娩に至った患者様が、生まれたベビーに「同じ”真奈”と名前をつけます!」と言ってくださる。

妊娠中のいろいろな不安や心配にほぼ10ヶ月間ずっと耳を傾けて来た身としては、無事に元気なベビーに出会えたことを含め、心から嬉しい。

さて、アフリカの彼の地はレインブーツ無しでも快適であろうか。

前回のブログ読んだ方が皆さん、西島が未開の地でどんなにのたうち回ってくるか、かなり楽しみにしてくださっているようなので、ご期待に添えるよう頑張りたいと思います。

留守を預かる夫が一番面白がって、醤油から柿の種、味噌汁、ソーラーパネル(!)まで用意してくれた。(ウォシュレットが無いと生きていけない彼は、青空トイレなんてさらさら経験するつもりは無し)
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介護用オムツ、やっぱり心の保険として用意しました・・・

これ全部活用するんだったら、そうとう過酷なシチュエーションだろーなー(遠い目・・・)

うん。

普段は何と言うこと無しに回っている自分の日常って、案外面白くてワルくないんじゃないかと思うこの頃である。







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