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千鳥が淵、たえて桜のなかりせば [ブレンド・プロダクツ]

「世の中にたえて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし」
業平さん、そのとおお~り!

またこの季節になった。
例年になく寒い冬と言われ、桜の開花は遅い、と言われていたのに、あっと言う間に満開だって?

千鳥が淵サロンは、桜の名所、千鳥が淵のお堀端にあった元フェアーモント・ホテルの跡地にある。
例年この季節は千代田区が千鳥が淵のお濠と桜をライトアップし、水と満開の桜の競演がまるで大きな能舞台のように繰り広げられる。

サロンとなっている部屋は3階で、ちょうど目の前の桜の枝と高さにパノラマビューの開口があり、居ながらにしてお花見ができるロケーションである。(ちょっと宣伝)
いつもは大事なお客様を何組かお呼びしてお花見の宴を催すのだが、難しいのはその日程である。

去年は暖冬で開花が早い、と言われていたので、3月末に設定しておおはずれ。
一番大事な大学教授夫妻を招いた宴は、桜無しの花見になってしまった。

加えて今年はサロンとしてのお花見プランも設定した。
どうやらこれは一番いい時期にあったったようだ。

今日はその準備のため、お掃除ヘルパーさんを入れ、準備に赴く。
千鳥が淵の桜は既に八、九分咲きだ。
眼下の遊歩道は溢れんばかりの見物客。
マンション住民でもセキュリティが厳しくチェックされ、通行証がなければ唯一の進入経路の鍋割坂が通れない。

夜桜は部屋の明かりを落として外のライトアップを際立たせる演出をする。
そのため、アロマキャンドルが必須のアイテムとなる。
今年はPENHALIGON'SのBlue bellを選んだ。
桜の花の匂いは幽かで単独のプロダクツは無いのだけれど、せめて優しく甘い春の到来を思わせるものを選びたい。
このキャンドルはトップノートがガルバナム、次にシクラメン、ミュゲ、ジャスミンと春の花が続き、ラストにはクローブとシナモンというスパイス系に移っていく逸品だ。

今年もまた、桜は大きな窓中を薄紅に染めている。
ヘルパーさんたちが来る間、しばし一人で森山直太郎「桜」を聞きながら窓を眺める。
♪さくら、さくら、今咲き誇る
♪刹那に散りゆく運命(さだめ)と知って・・・
今年はこのフレーズに特別な思いがある。

その話はすぐこの後書くことになろう。
さあ、掃除だ!

千鳥が淵サロン、お花見プラン。
まだ若干空きがございます。(かなり宣伝)

sakura2008.jpg
千鳥が淵サロンの窓から。今週末が満開です。

sakura2008b.jpg
同じく窓から。お濠に浮かぶボートが楽しげ。



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コメント 2

アライ

 最高の眺めですね!
そんな場所でトリートメントなんて最高の贅沢です。
 フランス行きは諦めました~。
旅行記、是非ブログでアップお願いします☆




by アライ (2008-03-29 11:45) 

mana

了解ですっ。
でも私もいくつものハードルを越えないと行けないんですけどね。
今度千鳥が淵に遊びに来てください!
by mana (2008-03-29 23:01) 

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