新潟市、Yes,you can! [フレグランス・ストーリー]
新幹線はいくつもいくつも長いトンネルを抜け、2時間足らずで日本の反対側に到着。
川端康成先生も真っ青のスピード。
日曜日、長男夫婦の出産準備を手伝うために新潟に行く。
出産に関して夫側の親が(特に母親が)出しゃばるとあまりいいことはないと、いろんなお産を見てきて十分判っているのに、おヨメさんが遠慮して買いたいものも買えないでいるのだったら大変!と、予定日まで1ヶ月を切ったこの日、新幹線に飛び乗る。
文字通り、老婆心である。
初めて訪ねた二人のアパートはきちんと片付けられて暖かく、二人が仲良く新しい家族を待ち望んでいる様子が伺える。
私が勝手に送りつけたパリのベビー服も、ゆりかごも、あとはここに収まるgood boyを待つだけ。
末っ子で育ったしのちゃん(おヨメさん)は、4人も子供を育て上げたお母さんを見ているからか、私なんかよりよっぽどおおらかで穏やかで、よく笑い、よく食べ、精神的にもものすごく安定しているのが判って頼もしい。
ちょっぴり神経質な長男には、いいクッション役だと思う。
やっぱり私の出番は最小限にしよう。
この二人なら大丈夫。
Yes,you can!(またまた頂いてしまいました、オバマ演説)
息子たちが小さい時、みんなのうたで「コンピューターおばあちゃん」という歌があった。
PCの普及していなかった時代にコンピューターを駆使するハイパーばあちゃんの歌。
今ならPCばあちゃんはいっぱいいるだろうが、よおし、私も何かでハイパーばあちゃんになろう!などと帰りの新幹線でほくそ笑む。
雪空の下の新潟ドーム、ビッグスワン。
ホタテ貝のような屋根がユニークだ。
ビッグスワン、どうか二人を見守って。
今度来る時、もう私はおばあちゃんだね。
2008-11-09 20:55
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