千鳥が淵、爺ちゃんの子守り [フレグランス・ストーリー]
水ぬるむ。
千鳥が淵には立春の足音が聞こえている。
ロンドンのPortobelloのマーケットで一目惚れした80年代のカステル・バジャックのテディベア・コート。
世界に2着しかなくて、あとの1着はマドンナが持ってるって、店のオヤジが言ってたけどほんとかな。
実際に着ることは無くて、千鳥が淵サロンのディスプレイになっている。
仕事を終えて、着付けを習いに銀座へ寄る。
着方を習うことはもちろんだが、その布に触れている時間が愛おしい。
着物をたたみ終わる頃、思い出す。
そうそう。
今日は夫が新潟へ子守りに行っているんだった。
クリニックでナースにおむつ替えの特訓を受けて(自分の息子達の時のことは忘れたか?)夫はこの日に臨んでいる。
私の日頃の教育により、ヘビーユースには十分耐えるからこき使ってとおヨメさんには言っておいたのだが。
生まれてくる赤ちゃんの世話がどんなふうか。
初めてママになった患者さん達がどんな気持ちか。
毎日接している存在であるはずだが、医師はやっぱり上から目線で見てしまいがちだ。
夫は貴重な学習をしに「出張」に行っている。
2009-01-30 14:10
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コメント(2)
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テディベア・コート!
どないして着ますのん!
思わず関西弁になってしまう可愛さですね。
これは、大人の女性が持っていると
余計に輝く一品ですよね。
夢ですなあ。
by 朋子 (2009-01-30 16:47)
朋子さん。
着ないですよぉ。
第一、ポートベローの古着屋で売っていたものなので、あんまりきれいじゃない状態です。
クリーニングに出したら、赤外線で調べて、セキュリティ・タグが埋め込んであって洗えないと言われました。
飾っとくしかないですね。
by mana (2009-01-30 23:25)