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麻布十番、「5分」な感じ [フレグランス・ストーリー]

何でもそうだが、初めてすることって、自分の成分が不安と期待と緊張だけになったように感じるもんだ。

麻布十番のフラ教室を訪ねる。
「五十の手習い」とはよく言ったもの。

クリニックの有志で作っていたフラのクラスは先月で閉じてしまったが、「希望者は・・・」と先生が紹介してくださったのだ。
残念ながら「希望者」は私一人だったので、まあ、一人で行くことになったのだが。

クリニックの時と違い、毎週レッスン。
しかもふじみ野から麻布十番まで通いきれるのか、自分のスケジュールを見ても自信は全然なかったが、
「自分の能力より”ちょっと上”のラインを目指して、当たってくだけろ」
が、私と夫の信条。
自分の出来るところまでで留めておくのは安全で楽だが、能力はそれ以上伸びることはない。

スポーツ然り。
「もうだめ、限界だ」と思った時点から、歯を食いしばってするトレーニング5分が(自分の運動)能力をアップするんだ、とずっと昔、テニスのコーチに教わったように思う。

フラスタジオに行くことはその「5分」な感じだ。

たどり着けば、思っていたより雑然とした建物で(失礼!)、それでちょっと肩の力が抜けたりする。
11人という大所帯のクラスが踊り出せば、もう立錐の余地なし。

先生はCDも沢山出している美しい方。

そのへんのカルチャーセンターのおばちゃん講師も気楽でいいのかもしれないけど、やっぱり「こうありたい」と憧れる先生に習いたいのが私である。

「聞いています」とクラスのリーダーの方が、新曲のコピーと歌詞をくださる。
前の先生が、一人で麻布十番に’乗り込む’私を心配していろいろ手配してくださっていたことがわかる。
こういうの、『親心』っていうんだろうなあと、感謝。

クラスを終え、高速に飛び乗ってUターン。
夕方からの着付けの練習に備える。

この着付けの先生も私が「こうありたい」と思う方の一人。
こちらは一転、孫も沢山いるかわいいおばあちゃまで、折り目正しく、物腰優しく、こう年をとれたらどんなにいいだろうと思う。

ちょっと練習の甲斐あり、
「あらまあ、帯さばきがすごく上手になったじゃない」
とお褒めいただき、なごや帯終了〜。

IMG_0678.JPG
こんな月の帯をして、秋を楽しめるようになるまでもうちょっと。








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