丸の内、木曜はDay off [フレグランス・ストーリー]
雨ニモ負ケズ、
雪ニモ負ケズ(あれ?)、Pasmo1万円分を1ヶ月で使うほど(どこに出勤してんだ?と聞かれる)、都内に出て行く日が多くなっている。
木曜はDay off。
麻布十番のフラのレッスンでどっさり宿題をもらい、さらにどっさり道具を抱えて◯ルリッツへハシゴする。
日替わりで講師の変わる◯ルリッツでは、始め、出会う講師ごとに自分の家族を紹介しろと言われ、産婦人科医とは「O.G.doctor」なんだか「OB.Gyne doctor」なんだか講師ごとにいろんなことを言われ、息子は何才で何人いるのか説明させられ、おヨメさんは「daughter-in-law」ですよとかいろんなことを教えられ、もう大変なんである。
この時代、こんなに個人情報をばらまく習い事っていうのも珍しいんではないだろうか?
かといって、空想の家族を作り上げてペラペラしゃべれる会話力も無いので、やっぱり正直にいろんなプライバシーを披露してしまうんである。
(現実が一番簡単だということである)
その代わり、講師の方も無理矢理会話するために自分の家族のことを話さなければならないので、もう20回も行けば、あのイギリス人講師の奥さんは福岡に別居しててcoopに勤めている(そこまで聞いてないって!)とか、あのカナダ人講師は鼻つまんで「What did you eat!?」と叫びながら、日本人フィアンセの妹の子どものオムツ替えてる(change diapersである)とか、だんだん判ってき、面白かったりする。
次にその講師に当たったら、「オムツ替えてる?」が挨拶代わりだったりするんである。(聞きようによってはヤバい会話だ)
普段はそうでもないのに、ここへ来たら自分でも感心するほどの聞き上手、盛り上げ上手なので(話し上手になるために来るところである)、講師たちは、架空の家族かも知れないが、それにしては妙に生々しい面白話をいっぱいしてくれるんである。
楽しく大笑いして、後で考えてみたら「Really?」と「Congratulation!」しか言ってなかった(結婚するよと言うので)こともザラである。
ここへ通うようになって判ったのは、「英語は一つではない」ということである。
いろんな国のいろんな講師が、単一民族の生徒に、1コマ40分でいろいろ吹き込むんである。
それはもう、鎖国を解いて訪れた文明開化なんである。
その日はしかも、その後に美容サロンへ行って髪のカットとカラーリング、足のネイルもする。
銀座を出たのは、もう普段なら夫の寝る時間である。(しかし、その日彼は飲み会である)
酒臭いおっさんがいっぱい乗った電車に乗って(キツい・・・)駅に着き、家の冷蔵庫を頭の中で漁り、何も無いと結論付け、駅前のコンビニでお弁当を買う。
なんかちょっと切ない。
木曜はサツさん(お手伝いさん)もDay offなので、ご飯は自分で調達するんである。
「あ〜ら、今頃帰ってきたの?」
というメグさんのやや冷たい視線を浴びつつ、「夜10時過ぎに、こんな揚げ物が入ったお弁当食べていいんだろうか」と思いながらも、空腹を紛らすように2/3ほど食べる。
なんか自分が違う世界に入り込んでいるような気がするけれど、どれも自分で決めて始めたことなんだから仕方ない。
自分で決めて始めたことは、最低1年間は絶対止めない。
1ヶ月や2ヶ月で「ここは私に合いません」とヤメようとする職員に、「その言葉、1年働いてみてから言え!」とカツを入れている手前、どうなんだろーと思っても、おいそれと逃げ出すわけにはいかないんである。
2010-03-12 22:31
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コメント(2)
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イキイキしてますねえ、manaさん!
パスモ1万円も
どうやったら消化できるのでしょう(笑)。
尊敬です!
始めたことを1年は継続するというのは
素晴らしいルールですね。
私は今日から太極拳を始めました。
manaさんを見習って1年は、、、
by 朋子 (2010-03-13 23:43)
朋子さん。
埼玉からの往復なので、1回で1000円強です。
本気で定期買おうかと思うくらいです。
太極拳!
私の◯ルリッツより、格段に健康的ですね!
がんばってください。
by mana (2010-03-14 09:45)