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上福岡、血まみれresume [フレグランス・ストーリー]

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スプラッターな情景である。

「先生、スッポンが入っていますけど」
とオヤジさんが言い、あんな恐ろしげなモノを食べなくてももっと他に食べ物はあると思うけど、辞退が容易に許されない状況だったので、頂くことにしたのである。

スッポン初体験の私は、ちょっとした興奮状態である。

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解体したスッポンを逆さに持って、あてた包丁からしたたる血液を日本酒で割ったものを出される。
飲むのにはかなり抵抗があったけど、臭みもなく、オイシイ。

わー、1週間に一度は頂きますわよとおっしゃっていたサイボーグ姉妹みたい、なんて。

・・・・・。
ああ、なんで私はこんなことをしているんだろう?
今夜はE-mailで履歴書を送らなければならないのではないか。

先週、ATTコースの仕上げとして、IFA(International Federation of Aromatherapists)に提出する英語のCV(英:履歴書)を提出するように言われる。

どひゃーと思ったけど、英会話学習の一環と捉えれば一つのチャンスなのでがんばることにする。
折しも◯ルリッツで突入しているチャプターは、面接で自分の経歴を紹介する場面であるからして。

一晩かかって我ながら簡潔にナイスなものが出来上がったと思い、フラのレッスンの後に足を運んだ◯ルリッツでチェックしてもらうことにし、持参する。

本日のインストラクターは「(自分の出身地の)ピッツバーグってド田舎」とおっしゃるPhil。

ちょい昔のハリウッド映画のサエない中年弁護士といった風情。
私の目は、いかんと思っても、彼の緑色のテニス柄のネクタイに釘付けになってしまう。

resume(米:履歴書)をチェックして欲しいと申し出ると、快くOK。
熱心に私に聞き取り調査を開始、2コマ(80分)すべて使って修正を入れてくれる・・・が。

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ほぼ全部書き直しじゃんか。

我ながらいいフレーズと思った文もあえなく削除。

ま、いいか。
適当に拾って提出しちゃおうと思っていたら、メールアドレスを渡され「今夜中に手直ししたresumeを送りなさい。チェックして返すから」

げー。

今夜は長い戦いになるぞと覚悟し、池袋駅で電車を待っていたら夫から「今日はサツさんがいないので、行きつけの小料理屋に先に行ってる」との連絡有り。
行っちゃだめと喉まで出かかるも、もう私も空腹でたまらず陥落。

かくて夫と合流し、冒頭の風景である。

スッポン鍋はふつーに美味しく、お酒もウマく、その後年に1回か2回しか行かないカラオケまで行ってしまう。
どうして、どうして今日に限ってこうなの?

Philに送るresumeはこれからなんである。

ああ。







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朋子

manaさん、がんばって!!!

すっぽんパワーで、乗りきってください~。

子どもの頃に「すっぽん」だと知らずに
喜んで食べていましたが
大人になってからすっぽんの本体を見て
実際に4メートルぐらい後ろに這ってしまいました。

でも美味しいんですよね。
by 朋子 (2010-10-09 22:18) 

mana

朋子さん

すっぽん、オイシかった・・・

あんなよちよちしたものを食べて、オイシいと言う自分に結構ショックです。
by mana (2010-10-11 23:36) 

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