丸の内、パンデモニアム [フレグランス・ストーリー]
「・・・おはようさん・・・」
「昨日トリミング行ってな、こんなんつけてもろたで。馬の耳に念仏じゃのうて、プードルの耳にプードルや」
べっちゃん、朝からボケてないで!
おかあさん、べルリッツ行って来るよ。
ベルリッツに通学し始めて1年。(◯ルリッツと伏せ字にしていたが、もうバレバレなのでやめます)
最初はガイジンさんと向き合うだけで身体中の筋肉が硬直したが、しゃべれるようになったかどうかは別問題として、そこんところのクソ度胸だけはついたと思う。
日本有数ののビジネス街にあるこのベルリッツは、TOIEC受けるとか、海外赴任が決まっているとか差し迫った目標がある生徒がほとんどなので、私のようにのんべんだらりと1年も通っている生徒(カモ)は珍しがられる。
いたずら好きのクリスからは『countess(伯爵夫人)』というニックネームまで頂戴した。
テキストも一応あるにはあるが、1年もやっていると「とりあえず主なグラマーは説明し終わりました」的なムードで、あとは慣れろとばかりにフリートーキングが多くなる。
このところ、どのインストラクターに当たっても話題となるのは、①中東・北アフリカ情勢、②ニュージーランド地震、の二大ヘッドラインに加え、直近では「ケータイカンニング事件」。
この問題について、日本のメディアは「IT依存の若者は・・・」という風潮になりがちだが、インストラクターたちはほぼ全員「試験監督責任」のほうに言及するのが面白いと思う。
私たちはあきらめもあって慣れっこになってしまったが、日本のPrime Ministerがくるくる変わることも、インストラクターたちにはものすごく奇異な現象に思えるらしく(当たり前だ)、必ず意見を聞かれる。
英語力だけでなく、日本の現状について自分の意見をちゃんと持っていないと、なかなか即答はしにくいので、この頃は新聞の社説や論調をすみずみまで読むようにしている。
個人的には「パンダ・レンタル情勢」なんかを話題にしたいのだが、それを振ると皆一様に、
「えーっ、あれって借りてんの?そんなにexpensiveなの?」
と腰を抜かす。
あんまり外国人には興味が無い話題なんだろう。
両国の友好の象徴のように扱われる愛らしいあの動物が、実際には生臭いpolitical toolなのが悲しい。
別のクリスが「日本はパンダで"pandemonium(大混乱)"だ」とシャレてみせた。
iPhone、だいぶ活用できるようになってきた。
辞書も、自分で作った単語帳も全部この1台に収まるので、本当に便利。
若者でなくてもIT依存になりそうだ。
既製の英単語暗記アプリではなかなか覚えないので、私の場合『むら単』というアプリを使って自分なりの単語帳を作成している。
まあ、この方が、一度は使った、いわゆる身に覚えのある愛着のある単語が集まるわけだからいいんだけど、老眼進行中の身には、この入力作業が結構大変だったりするわけである。
辞書もこのiPhoneで引くわけだから、引いた単語がそのまま単語帳に登録できるようなアプリって無いもんでしょうか?
2011-03-06 10:06
nice!(6)
コメント(4)
トラックバック(0)
i英辞郎
or
Google翻訳
Check it out!
by shota (2011-03-06 12:18)
Shotaへ
OK! Thanks.I will.
by mana (2011-03-06 20:00)
manaさんのブログを読んで
心拍数も上がってきました。
こんばんは。
無口な朋子です。
最近、すっかり内気になって
口数が減りました。
池尻ではmanaさんに着いていきます。
by 朋子 (2011-03-06 21:58)
無口な朋子さん
こんばんは!
火曜日はよろしくお願いします!!
「なあ〜んだ、ベルリッツ行っててもこの程度か」って思われると思いますが、判らないなりに楽しみましょう。
by mana (2011-03-06 22:37)