並木通り、UGG [フローラル]
クリニックの駐車場の片隅にあるマグノリアが次々に花を開かせている。
和名、泰山木(タイサンボク)。
新生児の頭ほどもあろうかという、モクレン科の大輪である。
香りがまたすてきだ。
花と言うよりは熟した果物のような、豊潤でおっとりした濃い香りを滴らせる。
肉厚で蝋びきのオブジェのような一枝を部屋に飾る。
ゆたかさってこういうことなんじゃないだろうか、と思える香りが満ちる。
木曜、食事の約束時間まで中途半端に早く着いてしまった銀座の並木通りで、シープスキンのブーツで有名なオーストラリアのブランド、UGG(アグー)の路面店を見つける。
http://www.uggaustralia.jp/
昨年ワイキキのカラカウア通りのショップで買ったサンダルが、この世のものとは思えないほどの素晴らしい履き心地で、歩きまわる海外旅行には必ず携え、エジプトでもタイでも頼もしいサポーターとなった。
その1足を履きつぶして、もう1足欲しい欲しいと思いながら、日本でショップが見つからなかったので臍を噛んでいたのだが、何たるラッキー!
デザインは平凡だが、足に吸いつくようなシープスキンといい、しっかりと目の詰まった分厚いカーペットを素足で踏みしめるような幸福感といい、たかがサンダル1足で天国に駆け上がれるなら銀座までの足代と1万円ちょっとの出費は決して高くない。
羊毛を敷き詰めたちょっと贅沢なビーサンやトング型のサンダルも実に秀逸な感触。
甲のストラップが欧米人向けなのか薄めなのも、私の足にはぴったり。
この夏、私のイチオシです!
2011-06-03 13:47
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