大井、ミッションインポッシブル

お正月は・・・


やっぱり日本がサイコーなのだ。

夜昼無い夫の仕事を見ていると、自分がそうだという訳でもないのに何だか休暇というものに貪欲になってしまい、ちょっとまとまった日にちが取れるとそれっとばかりに飛行機に乗ってしまうワルい癖がつき、１年で最もまとまっている年末年始は海外にいることが多かった。

今年はいろんな事情で、日本に、しかも自宅にずっと居たけど、いやどうしてどうして、日本のお正月ぐらい、平和なことはいいことだ！と素直に思える時も少ないんではないかと思う。



ただひたすら夫の実家でお給仕に走り回るかつての正月は大嫌いだったけれど、自分たちの代になってみれば親戚が集まって賑やかな時間を過ごすのも楽しいと思える。


古い友人夫婦と新宿に食事に出かけ、ちょっとくるくると酔いつつ花園神社に初詣。
参拝客の長蛇の列にあっさりと引き下がっておみくじだけを引き、子供のように他愛無く大吉だと言っては騒ぎ、小吉だと言っては騒ぐ。（結局何が出ても騒ぐ）

お正月のTVはつまんないにもほどがあり、そりゃあここは映画でしょうと夫を誘うも、彼には正月ボケした女房につきあう気などさらさら無いのが分かり、３日夜、後はもう寝るだけという格好でひとり、車で５分の大井サティマイカルシネマズのレイトショーに行く。

本当は三谷幸喜が観たかったけれどやってないので、文句無くわーっと楽しめる、これにする。


「ミッション・インポッシブル〜ゴースト・プロトコール〜」

なんでいきなりドバイなん？とか、ツッコミどころは満載だけれど、アラフォートムがスタントマン無しでiPhone頼りに（そこをまたツッコむんだけれど）頑張っているのを観て、勇気百倍、楽しさ一杯。
ほぼ貸し切り状態のサラウンド劇場の中心で、「正月はこうでなくちゃっ」とドサクサに紛れて世界に向かって叫ぶ。

最後の〆は、クリニックのスタッフと、恒例「肉をたらふく食べて今年もガンバリマっしょイ」新年会。
毎年のように箸袋に「今年は〜で結婚式をします」とマニフェストを書かせるのも飽きたので（だって総崩れじゃん？S谷？）、もう翌日からは飲まない覚悟で飲む。

さあ、今日は仕事始めだ。
出勤すれば、デスクに山と積まれたミッションは、インポッシブルかも。
頑張れ、二日酔い！


お年賀の神田駿河台の昭和コンフェクショナリー、近江屋スウィーツ。
涙が出るほど美味しいの・・・