南青山、BODY & SOUL [マイハーベスト]
結局、ブリザードな土曜日の夜中に発つはずだった夫の飛行機は、9時間遅れの翌日午前10時半にようやく離陸したそうだ。
もはやお気の毒としかいいようがない。
空港内は昼間から足止めされた出発待ちの人たちであふれ返り(TVに映される映像を見て、さすがに心が痛みました)、24時間空港という割には22時半でほとんどのイートインやレストランが閉店し、空港内のコンビニやショップからも食べ物が消え、夫達はラウンジにも入れずベンチで一夜を明かしたそうだ。
オランダやシンガポールの、ホテルはもちろん映画館、カジノまで併設したハブ空港と比べると、日本の空港あまりにも懐が狭すぎる(懐が広いっていうけど狭いっていうのかな?)。
こういうふうに天候で足止めを食らう確率って空の便は非常に高いんだから、そうなった時に飲まず喰わずで冷たい床に横にならねばならない人が出ないような設備や対応を考えとくべきじゃないの、空港。
しかし、夫が飛び立ったのを確認するや否や、私は犬達をスタッドレス履いた車に乗せ、移って参りました、千鳥ヶ淵。
関越と外環は雪で通行止めだったので、一般道でトロトロと。
埼玉ほどじゃないけど、まだ都内にも残雪が。
一軒家と違ってマンションはすぐ暖まり、コンパクトな幸せをあっさりと提供してくれる。
まずは私一人のプチ・ホリデイに乾杯する。
皇居脇にあるだけに、都内のどこに出掛けるにしても15分以内という夜遊びにはもってこいの好立地、千鳥ヶ淵を拠点に、夫の留守中毎夜友人知人と飲みに出る不良妻。
一夜知人が誘ってくれた青山のJazz のライブハウスへ。
http://www.bodyandsoul.co.jp
いやー、大人の空間だなー。
立ちっ放しでワイワイ叫ぶ若者のライブもそれはそれで盛り上がって楽しいんだが、同年代のシルバーカップルがしっとりとワイン飲みながらジャズに耳を傾ける上質な空間で、ジャズメンの研ぎすまされた感覚とテクニックを五感でキャッチするってサイコー。
もう病みつきになりそう。
ひたすら見つめてしまったドラムのセッションは、私がトコトコ叩いているのと同じ楽器だとは到底思えん。
さあ、夫は今朝6時に羽田に到着、そのまま本日の診療にあたる。
私も帰ります。
2014-02-12 09:46
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