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ルアンパバーン、ラオス・ブッディズム [セルフィッシュ・ジャーニー]

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病院だった面影がそこここに感じられるAmantaka。

日本では仏花としてしか使われないシンボルフラワーの白い菊が、そこに流れる静謐な時間を際立たせて美しい。
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さて、白菊が日本の仏前の供花なら、ラオスのそれはマリーゴールドである。
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花の色が袈裟の色と重なる。

熱心な仏教国である。

見所はタイなどと同じく仏教寺院となる。

ヴィエンチャンでもそうだったが、屋根の美しさに特徴がある。

半島型の地形の突端にあるシンボル寺院、ワット・シェントーン(Wat Xiengthong)。

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圧巻の大屋根。
大胆なラインを描く「ルアンパバーン様式」。
ラオスのすべての寺院の中で最高の美しさなんだという。

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マテリアルはやっぱりレンガ。

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ラオスの寺院独特の入り口の形は、中から見ると一幅の絵が現れるようだ。

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本堂をちょっと離れた境内の庭には、鶏が闊歩し、オレンジ色の袈裟が洗濯されているのが、妙に心和むフツーの風景。


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国立博物館に隣接するワット・マイ(Wat Mai)。

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檀家が寄進した大小の仏像が所狭しと置かれ、ご本尊の前にドンともっと大きな寄進像が置かれたりしているから、本像を拝むには後ろに回らないといけない。

このへんがラオスのユーモアなんだろうか?



早朝にはラオス全土で最も盛んだという僧侶の托鉢の風景が見られ、観光の目玉にもなっている。
橙色の袈裟を纏った僧侶が喜捨を求めて町を練り歩く風景はエキゾティックで、欧米人ならずともこれは結構感動する。
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ホテルの計らいで托鉢風景を見学するだけではなく、実際に喜捨させて頂く。
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お坊様に差し上げるのは、蒸した餅米。(・・・でなくてもいいと思うが)
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これを小さく片手で丸めて、お坊様が持っているボールのようなものに入れて差し上げる。
次から次へやってくるので結構忙しいし、熱くて手が火傷しそう。


ホテルが用意したメコン川クルーズも、一応のデスティネーションは川を20数キロ遡ったところにあるパークウー洞窟(Pak Ou)の仏像群。
青の洞窟始め、ベトナムのハロン湾とか、船で渡る洞窟って観光の目玉になりがちだが、正直言って何がおもしろいのか私はよく分かりません。

マダガスカルの海戦以来、ボートにトラウマがあるが、とりあえず出掛けてみる。
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Amantakaが用意したクルーズ船は、マホガニー張りの豪華船。
制服着用のガイド兼バトラー君付き。
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これならお尻は大丈夫でしょう。

洞窟は想像どおり。
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ラオスでは信心を表す方法として仏像を寄進する習慣があるらしく、寺院もそうだったが、ここも溜まりに溜まってこの数。
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それが一種の奇観になっているわけだが、よくまあここまで持ってくるものだ。
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ご本尊の前は、仏教に関係ない欧米人ばかり。(・・と私)
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一応拝みました。

洞窟はともかくとして、川風に吹かれながら白ワイン飲んで、ガイドのSouk君が語る夢を聞いているのが楽しい。
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プライベートスクールで英語を学び、Amanatakaのボートガイドをしながら、プラクティス、プラクティスで会話に磨きをかけているという。
将来は政府公認のガイドライセンスを取って、ラオス一のガイドになる、と熱く語る。

片道約2時間のクルーズの途中で、ラオスの焼酎ラオラーオの蒸留村に寄る。
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ご本尊拝む前後にこんなに酒浸りでいいのか、信者さんたちに怒られないか、プログラム組んだAmanatakaよ。

子どもの落書き?じゃない。餅米の蒸留方法解説。
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わー、こっち見ないで。
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ねえ、こっち向いて。
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村にはやっぱり織物も売られている。
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7ヶ月だというお嬢様と私を見て尻尾を振ってくれた親しげなワンコに免じて、アルコール度50度のラオラーオ小瓶12本購入。
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ラオスにはマダガスカルと同じように、観光客に売りつける第二次産業のプロダクツが布以外はほとんど無い。
どの国にも空港にはお寺の写真貼ったチョコレートくらいあるってもんだが、そういうものも皆無なので、お酒なんて海外で買ったことが無いのだが、ラオラーオ大人買い。

これが後々大変な裏目に出るのだが、その辺は、以下次号!




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