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自宅、立春 [フレグランス・ストーリー]

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かなりエクストリームな寒さである。

ミナサンはブランケットとほぼ同化して、温風のあたるソファに上がったきり、呼ぼうが叱ろうが下りようとしない。
出掛けるよー、と言っても、定位置のまま目だけで「ハイ、いってらっしゃーい。寒いのにご苦労さんっす」をきめこむ。

こんな犬に誰がした。
(わたしです・・・)

去年のこの時期、関東に大雪。
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そんな中、雪による電車の遅延状況をにらみつつ、バンドライブの練習に必死で都内へ出掛けていったのも、今はいい思い出だ。

そして今年もそれが始まった。
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前述したと思うが、CreamのWhite Roomなど引っさげてエントリーしたので、かなりロック好きなオバサンだと思われるようだが、ついこの間までクリームが何だか分からなかったロック未熟児だ。

今年のバンドは、ドラムの私とベースとギターにそれぞれ同年代だが初出場のオジさまたち、それにベテラン女性ボーカリストという構成。
これから2ヶ月弱でどう仕上げるか。
凍てつく東京の隅っこで持てるテクニックを出し合い、熱燗を練習後の五臓六腑に染み渡らせながら頑張ろう。

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メンバーの皆様、どうぞN島を見捨てないで。



節分がなんと税務調査なのでヒマ無しと読み、立春には少し早いが雛人形をディスプレイする。
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我が家には娘がいないのでずっとお雛様を飾ることを忘れていたが、息子達が独立し、家庭の行事も減って、無性に春を待つこの季節に華やかな彩りが欲しくなったことがあり、元気だった頃の母に、
「私のお雛様、どうした?」
と聞いたことがあるが、あっさりと、
「捨てたわよ」
と言われて仰天したことがある。

捨てたって・・・そりゃそんな立派お雛様じゃなかったような気がするし、人形類があまり好きな子どもではなかったことも確かだが、今のようにファンシーがそこここに散らばってる時代じゃないから、まるで今の子がリカちゃんハウスを眺めるように、お雛様が飾ってある1ヶ月間は私だって雅な色彩に溢れたひな壇の飾りに見入った時期があったのだ。

うちのかあさん、ドライすぎ。

まあ、それでひな祭りというのは我が家にはずっと無いものだったのだが、一念発起、もしコンクリート打ちっ放しの我が家に似合うようなモダンなお雛様を見つけたら買おう、そう、我が家ただ一人の女子(=わたし)のために、と思って数年。
ついにこのお雛様に出会う。

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余分な飾りも付属品も一切無し。
衣装の細工とお顔立ちだけの直球勝負な職人さんの技術に惚れ込んだ。

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一ヶ月早い春を楽しみながら、我が家ただ一人の中年女子はバンドライブに向けて発進である。






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