自宅、きっと、うまくいく [マイハーベスト]
こんばんは。
濃いチャイな気分ですよね。
たて続けにインドを題材にしたDVDを3本観る。
インドに行くと決めてから、頭の中はカレー風味でいっぱいである。
行く前からこんなに盛り上がる国って、いったいなんなんだろう。
「マリーゴールドホテルで会いましょう」(監督:ジョン・マッデン/ジュディ・デンチ、トム・ウィルキンソン他)
「ダージリン急行」(監督:ウェス・アンダーソン/オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ちょっとだけビル・マーレイ他)
「きっと、うまくいく」(監督:ラージクマール・ヒラニ/アーミル・カーン、カリーナ・カプール他)
結果から言うと、マリーゴールドとダージリンはアメリカで作られた、欧米人が主人公の、欧米から見たインドだからして、路上に横たわっている浮浪者も壮絶な食中り風景も無く、綺麗なリゾート風画面が続く。
登場人物の設定自体が、気ままに振る舞う欧米人にインド人が仕えるというコロニアルな雰囲気(アジアに対してのこの欧米の西高東低な思考ってのは、永遠に変わらないんだろうなあと思う)だから、こんな素敵な旅なら何を騒ぐことがありましょう、て感じ。
「インドなんてもう絶対行くか、なますてっ!」(さくら剛/PHP出版)に出てくるようなインチキ占い師も、カメラが腐るようなトイレ風景も無し。
(また読んでしまいました 酷すぎるインド旅行記「インドなんて二度と行くか、ボケ!」の続編。恐いもの見たさってあるんだな、人間・・・)
「きっと、うまくいく」はボリウッド版「グッドウィル・ハンティング」みたいなストーリー。
それぞれ貧しい家庭から家族の期待を一身に背負って名門大学へ学びにやって来た青年たちの人生の模索と友情というシリアスな設定にも関わらず、ところ構わず演歌風ナンバーに乗ったコミカルなダンスシーンをブッ込んでくる。
なんじゃー、こりゃー。
ストーリーも二重三重に畳み込まれるような感じで、実に濃い。
それでも名門大学が舞台となれば、かなりいいランクのインドっていうか、普通日本にある生活だよ。
私はインドの映像に何を期待しているんだろう。
インドへ一緒に立ち向かう相棒とは、この一週間、世界一取得が難しいと言われるインドビザへ攻め込む話題で大盛り上がりである。
あ、ビザ要るのね、って感じで、ESTAみたいにオンラインで簡単にゲットできるつもりで仕事の合間にやってみるかとPC開くも・・・・・・。
数分で断念、ここは委任状書いて写真添付して旅行社という専門家に丸投げするのが賢いと判断する。
だって、自分でやってたら1ヶ月かかるって誰か言ってたもん。
面倒くさいの、キライ。
オンライン申請とは名ばかりで、オンラインで取得できるのは数10項目に渡る(宗教とか、死んでいても両親の出生地とか、国籍をチェンジしたことがあるかとかないかとか・・・・インド、なんでただの旅行者の情報をそんなに聞きたがる・・)めっちゃ長い申請書だけで、結局はそれにすべて記入し切ったら写真と一緒にビザ発給センターなるところへ出向かなければならない。
千鳥ヶ淵のお隣さん、インド大使館ではないのである。
Why? Why, India??
申請に行くと、そこでまた難癖(・・にしか思えない)付けられて突き返され、再申請に赴くことになる。
(相棒も職業正直に書いてツーリストビザを申請したら、ジャーナリストビザの観光目的にしろと返されたそうだ。観光目的ならツーリストビザでいいじゃん!このような諸事情考え合わせ、無能なハウスワイフのサイトシーングにしとくのが一番無難だと判断する)
これを延々やっていたら、きっとインド行きの飛行機に間に合わない。
行く前から、インドの分からなさに付き合っておれん。
(旅慣れた相棒は今週クリアーしたらしい。さすが!)
そんな思いをしてまで、なぜ行くインド。
インドと北朝鮮は一人で行ってはいけない(北朝鮮は二人でも行かないけど)と言われながら、なぜ行くインド。
その答えはこの本にあるのかも。
「河童が覗いたインド」(妹尾河童/新潮文庫)
経済的に豊かな観光客からお金をもらったり、高くモノを売りつけることがなぜ悪いことなんだ、Why, the Japanese? というインド人も、トイレに寝たいと思うほどの壮絶な下痢も、いたずら小僧のような目で面白がる。
壮絶な一夜を過ごした後、ティッシュで栓をして(Where?)今まで通り好奇心の赴くまま食べ続けたというから見上げたもんである。
それがコツなんだろうと思う。
きっと、うまくいく。
そう信じよう。
今週末の合同ライブに向け、バンドの最後の練習。
インドインドしている場合じゃないのだ。
終わった後はお決まりの思い出横丁。
本日はホルモン焼きとビール。
カレーじゃないです。
ガンバれ、わたし。
濃いチャイな気分ですよね。
たて続けにインドを題材にしたDVDを3本観る。
インドに行くと決めてから、頭の中はカレー風味でいっぱいである。
行く前からこんなに盛り上がる国って、いったいなんなんだろう。
「マリーゴールドホテルで会いましょう」(監督:ジョン・マッデン/ジュディ・デンチ、トム・ウィルキンソン他)
「ダージリン急行」(監督:ウェス・アンダーソン/オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ちょっとだけビル・マーレイ他)
「きっと、うまくいく」(監督:ラージクマール・ヒラニ/アーミル・カーン、カリーナ・カプール他)
結果から言うと、マリーゴールドとダージリンはアメリカで作られた、欧米人が主人公の、欧米から見たインドだからして、路上に横たわっている浮浪者も壮絶な食中り風景も無く、綺麗なリゾート風画面が続く。
登場人物の設定自体が、気ままに振る舞う欧米人にインド人が仕えるというコロニアルな雰囲気(アジアに対してのこの欧米の西高東低な思考ってのは、永遠に変わらないんだろうなあと思う)だから、こんな素敵な旅なら何を騒ぐことがありましょう、て感じ。
「インドなんてもう絶対行くか、なますてっ!」(さくら剛/PHP出版)に出てくるようなインチキ占い師も、カメラが腐るようなトイレ風景も無し。
(また読んでしまいました 酷すぎるインド旅行記「インドなんて二度と行くか、ボケ!」の続編。恐いもの見たさってあるんだな、人間・・・)
「きっと、うまくいく」はボリウッド版「グッドウィル・ハンティング」みたいなストーリー。
それぞれ貧しい家庭から家族の期待を一身に背負って名門大学へ学びにやって来た青年たちの人生の模索と友情というシリアスな設定にも関わらず、ところ構わず演歌風ナンバーに乗ったコミカルなダンスシーンをブッ込んでくる。
なんじゃー、こりゃー。
ストーリーも二重三重に畳み込まれるような感じで、実に濃い。
それでも名門大学が舞台となれば、かなりいいランクのインドっていうか、普通日本にある生活だよ。
私はインドの映像に何を期待しているんだろう。
インドへ一緒に立ち向かう相棒とは、この一週間、世界一取得が難しいと言われるインドビザへ攻め込む話題で大盛り上がりである。
あ、ビザ要るのね、って感じで、ESTAみたいにオンラインで簡単にゲットできるつもりで仕事の合間にやってみるかとPC開くも・・・・・・。
数分で断念、ここは委任状書いて写真添付して旅行社という専門家に丸投げするのが賢いと判断する。
だって、自分でやってたら1ヶ月かかるって誰か言ってたもん。
面倒くさいの、キライ。
オンライン申請とは名ばかりで、オンラインで取得できるのは数10項目に渡る(宗教とか、死んでいても両親の出生地とか、国籍をチェンジしたことがあるかとかないかとか・・・・インド、なんでただの旅行者の情報をそんなに聞きたがる・・)めっちゃ長い申請書だけで、結局はそれにすべて記入し切ったら写真と一緒にビザ発給センターなるところへ出向かなければならない。
千鳥ヶ淵のお隣さん、インド大使館ではないのである。
Why? Why, India??
申請に行くと、そこでまた難癖(・・にしか思えない)付けられて突き返され、再申請に赴くことになる。
(相棒も職業正直に書いてツーリストビザを申請したら、ジャーナリストビザの観光目的にしろと返されたそうだ。観光目的ならツーリストビザでいいじゃん!このような諸事情考え合わせ、無能なハウスワイフのサイトシーングにしとくのが一番無難だと判断する)
これを延々やっていたら、きっとインド行きの飛行機に間に合わない。
行く前から、インドの分からなさに付き合っておれん。
(旅慣れた相棒は今週クリアーしたらしい。さすが!)
そんな思いをしてまで、なぜ行くインド。
インドと北朝鮮は一人で行ってはいけない(北朝鮮は二人でも行かないけど)と言われながら、なぜ行くインド。
その答えはこの本にあるのかも。
「河童が覗いたインド」(妹尾河童/新潮文庫)
経済的に豊かな観光客からお金をもらったり、高くモノを売りつけることがなぜ悪いことなんだ、Why, the Japanese? というインド人も、トイレに寝たいと思うほどの壮絶な下痢も、いたずら小僧のような目で面白がる。
壮絶な一夜を過ごした後、ティッシュで栓をして(Where?)今まで通り好奇心の赴くまま食べ続けたというから見上げたもんである。
それがコツなんだろうと思う。
きっと、うまくいく。
そう信じよう。
今週末の合同ライブに向け、バンドの最後の練習。
インドインドしている場合じゃないのだ。
終わった後はお決まりの思い出横丁。
本日はホルモン焼きとビール。
カレーじゃないです。
ガンバれ、わたし。
2015-03-16 23:54
nice!(1)
コメント(2)
トラックバック(0)
まなちゃんすごい!地理も苦手だし知らない土地も苦手だし(この前25年ぶりに渋谷に行ったけど怖くて緊張する小心者)できるなら家の回りですべて生活したい位の私が、めちゃくちゃインドにワクワクしました。いやいや行くことはないですよ。私は。まなちゃんの旅行記楽しみにしてます。気を付けてくださいね。怖いもの見たさでなんでも開けないでね。
by Junko.O (2015-03-17 22:05)
潤ちゃん。私だってコワイよぉ。でも一度しかない人生だからね。あー、面白い人生だったと思って死にたいからね。(この頃同世代の友人とはこの話しばっか)日本では想像できない価値観を体験して、生まれ変わって(まだ生きる気か?)帰って来たいなあ。
by mana (2015-03-17 22:19)