自宅、スラムドッグ$ミリオネア [マイハーベスト]
一夜明けて素晴らしい天気である。
若干花粉アレルギーあるので、自分はマスクをして、今年初めて自宅中の窓という窓を開け放す。
まずは昨日の衣服とリハーサルどおりに出来なかった鬱憤を洗うのだ。
2度目の◯マハ合同バンドライブ。
我らが思い出横丁(いちお、バンド名ね)のWhite Roomは、メンバーの心にそれぞれ歯ぎしりと反省を残して終了。
多分来年の今頃、この曲聞いてしんみりするなー。
2、3日前、去年のWoman叩いてみて、ドラムスティック握ったばかりのピュアな自分を思い出して泣けたもんなあ。
バンドが組み上がってから3ヶ月の準備期間は、最初短すぎるような気がしたが、3週間前にリハーサルが終わった後は妥協が腹に居座り、だんだん同一曲を練習するのにも飽きて、一人練習はやればやるほど雑に下手になっていくような気がして、ようやく終わってほっとしたというのが正直なところである。
場当たりも一切無い全くのぶっつけ一本勝負なので、そこにピークを持っていくのは99%ムリ、うまくやるのは宝くじ当てるようなもんだけど、それにしても、あーっと走って終わってしまった無為な感じは、ドラム担当としては責任重大と思う。
バンドの打ち上げ、荒れるだろーなー。
しかし!
今日は完オフである。
飲むよ、昼間っから。
めっちゃ早い演奏順番だったので、昨日も家族や友人と早々明るいうちから打ち上げちゃったけど、今日はスティックは握らない(16ビート毎日叩きなさいって言われたばかりだけど)、一人でワイン飲みながらDVDに溺れ込むのだ・・・
しかし哀しいことに、この前立て続けに3本観たばかりなので手持ちが無い・・・
仕方無く、どこかの飛行機の中で途切れ途切れに観たことがあって最後まで敬遠していたコレを。
ええ、いまさらながらコレ・・・また一番ベタなインド関係を。
「スラムドッグ$ミリオネア」(監督:ダニー・ボイル/デーヴ・パテル、フリーダ・ピント他)
・・・・泣いた
アカデミー賞総ナメにするはずだよ。
貧困や階級制度や悲壮感を売り物にしているというもっともらしい批判も知ってるが、映画としてのストーリーの畳み込み方、子役たちのハンパない生命感、躍動感、主人公の心意気の清潔感が、そんな屁理屈をぐんぐん追い越していく。
スラムに生れ落ちたことも運命なら、4択から選ぶファイナルアンサーも運命(It is written)。
最初から筋書きは出来ていた・・・このフレーズで全編の展開をまとめ上げているところが、創作物の映画としての完成度を確実に上げている。
それにしてもインドの子どもたちの瞳はなんと大きく、輝いていることか。
大人になってからのヒロインの完璧なフェイスラインと共に、ビジュアル的に単純に感動する。
主人公が生まれ育つスラム街は、インドの乾いた風と強い光の中で、腐敗臭の無いエッセンシャルな風景に昇華されている。
「今まで観た中で一番いい映画」ランキング、私の中で更新された気がする。
2015-03-22 16:05
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まなさん、お疲れさまでした。
美人ドラマー現るって感じです!
かっこいー!!!
by tomoco_takahshi (2015-03-22 19:17)
あー、朋ちゃん。
なんか不本意な結末でしたけど、ロックに挑戦したってことは自分の中でめちゃ大きな変化でした。朋ちゃんとマコトさんのおかげです!
お花見2日18:00〜予定してます。お待ちしてます〜〜〜
by mana (2015-03-22 20:13)