日比谷、王道の休日 [ハーバル]
久々の、スパ&ショッピングというホリディの王道を行く。
夫が珍しく出かけてくれ、いつもは一番忙しい土曜が祝日で仕事もレッスンもお休みなので、この連休はもう前夜からクォーターサイズのシャンパンで一人乾杯である。
朝11時に都内某ホテルのスパを予約。
前回マンダリン・オリエンタルのスパに行ったのが震災のずっと前だったから、何だかこういうのも久しぶりだなー。
お抹茶とセサミ・マコロンがスターター。
そのあとの3時間のトリートメントの前に、ちょっとうれしい配慮である。
世界中にあるこのホテルのスパは、他のホテルにもプロダクツを提供している英国ESPAが統括しているので、日本だろうが、香港だろうが、NYだろうが、バンコクだろうが、ほぼ同じメニュー、同じプロダクツ使用である。
ホテルのような大規模産業でも、自前で開発したスパを持ち、運営して行くのはなかなか難しいようである。
それは産婦人科業界におけるアロマテラピー導入も一緒で、医療機関でセラピストを抱えて専門的な指導や訓練をするのはほぼ不可能に近く、ほとんどが巷に乱立する派遣業者と業務委託するが現状である。
・・・で、医療は医療として、アロマテラピーはアロマテラピーとして、別個に院内に成立してしまい、特に医療情報と綿密なコンタクトを取りつつ患者様への施術を行うべき院内アロマテラピーは様々な問題をはらむことになる。
手前ミソをちょっぴり披露させてもらえば、夫のクリニックと私のアロマテラピーは、その段差を取り払ってスタート、運営しているのである。
前置きが長くなりすぎたが、ホットストーンのマッサージとフェイシャルをゆっくり受け、だいぶ寒さと目の疲れからくる肩、背中の凝りをほぐしてもらう。
ただ!
全身に塗られたクレイパックなんですけど・・・確か「身体を温めるスパイス系をブレンドしたパック」とおっしゃっていたので期待していたのに、塗布直後からすーすーして体温がぐんぐん奪われていき、歯の根もあわないほど寒くなり、室温を上げてもらった。
どう考えてもあれはペパーミント(Mentha piperita)が入った逆のブレンドだと思う。
トリートメント終了後、地下のコンフェクショナリーでバレンタインのチョコでも買おうと下りたら、ショーケース前にチョコ購入希望者が殺到している。
ペニンシュラベアの乗ったチョコを、ようやく孫の碧ちゃん用にゲットする。
その後義妹と合流して、一緒に行くことになっている5月のハワイのためのマキシワンピースやかごバッグを買いまくる。
一人旅を何よりも優先するワタクシではあるが、お連れがある旅は、行く前にもこういう楽しみがあって、これもまたなかなか捨て難い。
「水着がまだ出ていないのが残念だわねー」
お互い孫が居るくせに、会話はトバすのである。
銀座のアンティークショップ前の看板犬があまりに切実に店番しているので。
夏には(なぜか再び)ハワイへ、と長男が息巻いているので、ビーチ用のふわふわドレスをあかりちゃんに買う。
海外のビーチサイドで戯れるリトルレディほど、かわいいモノはありましぇん。
先日帰国した次男が、甥と姪のために買って来たベトナムの手工芸品のコットンスカーフ。
サイズ小さめで肌触り抜群。
これらをチョコと一緒に詰めて、雪の残る新潟へ送ろう!
夕食は義弟も合流して、帝国ホテルでの食事&バーでお開きは日付の変わる直前で。
ここ1年、ほとんど無かった休日の王道を突っ走った1日。
Thanks for them.
2012-02-12 11:17
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