軽井沢、世界にひとつのプレイブック [マイハーベスト]
こんなに軽井沢の山荘をありがたいと思う年も無い。
埼玉、東京は連日35℃である。
エアコンを途切らせることができなくて、身体が酸化していくのが分かる気がし、必死にビネガードリンクを補給する。
覚悟の渋滞を突破して碓氷峠を越え来れば、アウトレットモール渋滞のプリンス通りだって31℃である。
30℃越えの軽井沢なんて初めて見る。
それでも森の中の山荘は期待どおり涼しく、開け放した窓から窓へ通り抜ける緑色の風が心地よい。
原宿並みにごった返す旧軽なんかには絶対出ないぞという覚悟で、スーパーで食料をがっつり買い込み、DVDも4本レンタルして、夫婦で真っ昼間から万歳軽井沢宴会である。
さあ、束の間のお盆休暇である。
ええ、ええ、分かりますともっ。
ちょっと酔って弾くピアノってサイコーなんだよね。
(ほんとうは4小節右手オンリー)
酔いが回って指先がおぼつかなくなれば、DVDを見まくるのみである。
「世界にひとつのプレイブック」(監督・脚本デヴィッド・O・ラッセル/出演ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ他)
それぞれ配偶者の浮気、事故死で神経を病んだ二人が出会い、ダンスの競技会目指して一緒に練習を重ねるうちに惹かれ合っていく。
見るべきは、二人を囲む多彩な人間模様の暖かさ、精神疾患への偏見など微塵も感じられないユーモラスな笑いだ。
見ているうちに、鬱病などほんとうに他愛のない神経の風邪ぐらいのもんだと思えてくる。
ロバート・デ・ニーロ演ずる賭け事にアツい父親の、病んだ息子を思う気持ちが大きく暖かく全シーンに染み透る。
素直に笑って泣ける、数少ないサイコーの映画だなあ、これ。
2013-08-14 20:02
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いや〜、いい映画でした。
思わず温かいものがこみ上げて来て
不覚にも涙(笑)
映画ってやっぱりいいものですね。
by ババス2 (2013-08-15 16:54)
ババス2さん
そうそう、この年代、笑いと涙は強制的に補充しなければ。
それには映画が一番ですね!
by mana (2013-08-15 21:10)