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自宅、グランド・ブダペスト・ホテル [マイハーベスト]

昨夜は大渋滞の高速をカメのように走って父を見舞い、本人熱烈希望の晩酌の許可を施設のマネジャーに取り付け、夜は夜で錦織クン観戦で(サービスが入らな過ぎたよお〜〜)大した睡眠も取っていないのだが、それがなんだというのでしょう!

だってだって今日は、朝から夫がゴルフに出掛け、久しぶりに他に予定が無く、家中の時間を独り占めできる極上の日曜である。
今日はクリスマスツリーを飾る!と、決めていたんである。

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昼前にサンルームの大袋からツリーのパーツを引っ張り出して組み立て、後はジャズの流れるリビングの床暖房の入ったフロアに座り込み、白ワイン飲みながら鼻歌作業である。

あ〜、極楽、極楽。

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今年もオーナメントを新しく買い足すことがないまま毎度おなじみのデコレーションだが、出来上がって一人、点灯式を行う。
もちろん、新しいシャンパンを抜く。
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玄関も毎年同じ。
もう10年近く使ってるガーラントだけど、よく電球がもつわ。
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クリニックも1週間ほど前からアプローチに点灯中。
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夕方のお散歩がてらお寄りください。

ツリーが仕上がったならば、もう今日は化粧もしない、外へも行かないと決めているので、買っておいたDVD「グランド・ブダペスト・ホテル」を観ることにする。


雑誌で映画評を読んで観たくてたまらず買ったのだが、夏のサムイ往路便の中で一度観てしまったから、今日はおさらいってことで。

ブダペストとかプラハとか中欧の独特の重くて暗いエキゾシズムに惹かれる。

その歴史的民族的な重さを、まるでソフィア・コッポラかと思うようなガーリーな色彩と独特のコミカルなテンポで中和して、他に類を見ないおとぎ話ミステリーを展開。
視聴者のターゲットはどの辺なんだろう?

いろんな国の人と事情が行き交う、ホテルという交差点。

栄華を極めたホテルはそれはそれは華やかなものだけど、その記憶をかき抱いて静かに今を生きている、さびれたホテルもなかなかいい。
それがパリでもなく、ミラノでもなく、ブダペストというところが実に上手い。

そのホテルの今昔を駆け抜けて語られる、名物コンシェルジェにかけられた殺人罪の嫌疑と、真相解明への奔走と思いがけないご褒美。

クリスマスの絵本を開けたらゴージャスで軽快なテンポのミステリー。
そんな楽しさを是非、この季節に。

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